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ボズ・スキャッグス 7年ぶりの新アルバム『Detour』から「Angel Eyes」公開

2025/09/29 11:57掲載
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Boz Scaggs / Detour
Boz Scaggs / Detour
ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)は7年ぶりの新スタジオ・アルバム『Detour』から、ナット・キング・コールやフランク・シナトラらによって有名になった「Angel Eyes」のカヴァーを公開しています。



アルバムは10月17日発売。リリース元はConcord Records。

スタジオ・アルバムのリリースは2018年の『Out of the Blues』以来。前作同様、過去の名曲をフィーチャーした作品で、特にジャズにおける個人的な愛聴曲やグレート・アメリカン・ソングブックの楽曲に焦点を当てています。プレスリリースによると、『Detour』ではスキャッグスが「時代を超えたスタンダード曲を、繊細な洞察力と深い感情的洗練さをもって解釈している」という。

『Detour』の構想は、スキャッグスとピアニストのセス・アサーノウが気軽にスタンダード曲をデモとして録音し始めたことから始まりました。

やがて、ベーシストのハンス・トロウシー、ドラマーのジェイソン・ルイス、マルチインストゥルメンタリストのジム・コックス、ヴァイオリンとヴィオラ奏者のジェレミー・コーエン、そしてギタリストのマイケル・ミラーとアシュラ・ウェストンがセッションに加わり、プロジェクトは形作られていきました。

スキャッグスはプレスリリースの中で「これらの曲を歌い始めたとき、アルバムを作るつもりはまったくなかった。最初はすべてが非常に気軽なもので、ただ自分がずっと好きだった音楽のスタイルを探求し、友人と集まって純粋に楽しむためのものだったんだ」とコメントしています。

セッションが進むにつれ、スキャッグスは魔法のような素材を蓄積していることに気づきました。

本作には、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)エラ・フィッツジェラルド(Ella Fitzgerald)アーマ・トーマス(Irma Thomas)、ロニー・ジョンソンらによって過去に録音された、馴染み深い曲から、あまり知られていない曲までが収録されています。

以下は以前に公開された音源

1969年のソロアルバム『Boz Scaggs』に初収録された自身のオリジナル曲「I’ll Be Long Gone」の新ヴァージョン
■『Detour』

1. It's Raining
2. Angel Eyes
3. Once I Loved
4. The Very Thought of You
5. I'll Be Long Gone
6. Detour Ahead
7. I Could Have Told You
8. The Meaning of the Blues
9. Tomorrow Night
10. Too Late Now
11. We'll Be Together Again