HOME > ニュース >

ブルース・スプリングスティーン、トランプ米大統領による侮辱について「彼が俺をどう思おうと全く気にならない…議会に度胸があれば、とっくに歴史のゴミ箱行きだ」

2025/09/26 14:12掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Bruce Springsteen & E Street Band / Land of Hope and Dreams
Bruce Springsteen & E Street Band / Land of Hope and Dreams
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)は現政権とその政策を公の場で批判し続けています。それを受けてトランプ米大統領はスプリングスティーンのことを「口をつぐむべき、干からびたロッカー」と呼び、また彼を嘲笑するビデオをSNSに投稿し、さらに2024年の大統領選挙でスプリングスティーンらがトランプの対立候補であるカマラ・ハリスを支援するために買収されたとも主張しました。

スプリングスティーンはTIME誌の新しいインタビューの中で、トランプ米大統領による侮辱について、まったく気にしていないと話しています。

「彼が俺をどう思おうと全く気にならない…彼は憲法修正第25条(※大統領が職務遂行不能になった場合の継承を定めたもの)と弾劾が存在する理由そのものだ。議会に度胸があれば、とっくに歴史のゴミ箱行きだ。

自分がこれまで目指してきた人間像に忠実であり続けるなら、彼らを野放しにはできない。多くの人々が彼の嘘を信じてしまった。(トランプは)“忘れられた人たち”のことを気にかけていない。就任式当日に彼の背後に立っていた富豪たち以外、誰のこともだ」

スプリングスティーンは民主党に対しても手加減はありません。トランプ米大統領に対する民主党の対応にうんざりしているという。

「俺たちは、効果的な代替政党を切実に必要としている。あるいは、民主党が国民の大多数に訴えかけることのできる人物を見つける必要がある。彼らが使う言葉と、人々に届ける方法に問題がある」