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ブライアン・アダムスのサイン会にギターを抱えてやってきた男性、ブライアンが売ったことを後悔していた80年代愛用のギターだった ブライアン買い戻す

2025/09/23 20:35掲載
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Bryan Adams (Image credit: Rob Verhorst/Redferns/Getty Images)
Bryan Adams (Image credit: Rob Verhorst/Redferns/Getty Images)
ブライアン・アダムス(Bryan Adams)がサイン会をしていると、ある男性がギターを抱えてやってきた。「ギターにサインをしてほしいのかな」と思ったら、ブライアンが売ったことを後悔していた80年代に愛用していたギターだった。ブライアンは買い戻すことに成功する。ブライアンは米Guitar Worldの新しいインタビューの中で、このギターの逸話について語っています

「『Reckless』のレコーディングでは2本のギターを使った。1本は(1960年製のフェンダー)ストラトキャスターで、もう1本は1980年代製の(ギブソン)レスポール。こっちは市販品そのままだよ。

この2本のギターは本当に素晴らしい。レスポールについて面白いのは、80年代の終わり頃に売ってしまったんだ。“もう使わないだろうな…主にストラトを使っているし”と思って。ES-295にも夢中になり始めていて、レスポールはもう弾かなくなっていたから売ってしまったんだ。

(数年後、後悔の念がこみ上げてきました)

インターネットが普及し始めて、自分があのレスポールを弾いている写真を見かけるようになってさ、“しまった、あれ売っちゃったかも…”と思ったら、案の定売ってしまっていたんだ(笑)。どこにあるのか見当もつかなかったよ」

しかし、2005年に状況は一変します。レコード店でのサイン会で、長い間所在不明だったレスポールを取り戻すチャンスが訪れたのです。

「レコードにサインをしていたら、ある男性が近づいてきた。“ギターにサインをしてほしいのかな”と思ったら、“何年も前にあなたのレスポールを買いました。今は本当に苦しい状況なんで、ギターを買い戻してくれませんか?”と言ったんだよ。

“ああ、もちろん!”と即答して、その場で取引が成立した。僕が持ってた頃より少し傷んでいたけど、ギターを取り戻して一番良かったのは、それで“Summer of ’69”を再録音できたことだよ!」