メタリカ(Metallica)が“ブラック・アルバム”『Metallica』(1991年)を発表する7年前、映画『スパイナル・タップ(原題:This Is Spinal Tap)』は“真っ黒なジャケット・カヴァー”を採用したサウンドトラック・アルバムを発表しました(1984年)。メタリカがパクったのか? そんな疑惑があるような、ないような中、スパイナル・タップのメンバーは、メタリカのメンバーと“ブラック・ジャケット”について話し合ったことがあると、英Metal Hammerのインタビューの中で語っています
スパイナル・タップ(Spinal Tap)のヴォーカル兼ギタリストのデイヴィッド・セントハビンズ(マイケル・マッキーン)は、スパイナル・タップとメタリカの間に対立があるという見方を否定し、彼らに不快感を抱いていないと話しています。
「その件(ブラック・ジャケット)については話し合ったよ。
彼らは“トリビュートだ!”と言っている。少なくともラーズ(ウルリッヒ)はそう言ってた。ジェイムズ(ヘットフィールド)は“アイデアがなかっただけさ”みたいなことをつぶやいていたけどな。まあ、彼らの言葉を信じるよ。
彼らは素敵な連中で、とても賢い。絶好調だ。間違いなく次の千年(ミレニアム)―いや、メタリアムと呼ぶべきか―彼らはロックし続けるだろうね」
セントハビンズによると、続編映画『Spinal Tap II: The End Continues』にはウルリッヒもカメオ出演しています。
●This Is Spinal Tap (Original Soundtrack) (LP)
