
Steve Hackett, Tony Banks, Peter Gabriel, Mike Rutherford (Image credit: Will Ireland)
ジェネシス(Genesis)『The Lamb Lies Down on Broadway(邦題:眩惑のブロードウェイ)』の新しいドルビーアトモス・ミックスの試聴会に、
ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)、
トニー・バンクス(Tony Banks)、
スティーヴ・ハケット(Steve Hackett)、
マイク・ラザフォード(Mike Rutherford)という同アルバム時代のラインナップの5人中4人が再結集しました。残念ながらフィル・コリンズは、膝の手術を受けてスイスの自宅で静養中のため欠席しました。
英国時間9月19日、ロンドンのソーホーで特別試聴会とQ&Aセッションが開催されました。
ガブリエルは、司会者にこのアルバムのテーマについて尋ねられ、「そんなの誰が知るってるんだよ?」と冗談めかして答えてから、こう続けています。
「自分が何を目指していたのかは話せる。それは魂への旅だった。人生において、私たちに起こる重要な経験――多くの場合、自分で選んだものではない――は、さらなる学びを与え、願わくば少しの知恵と自己理解をもたらしてくれる。だからある意味、このキャラクターが自分自身についてもっと多くを学べるような経験を加速させようとしていたんだ。
もっと野心的でスケールの大きなことをやりたかったので、それがチャンスだと考えた。どの方向に進むか、誰がストーリーや歌詞を書くかなどについて議論もあったが、最終的にはうまくまとまった。全員にとって難しい時期だったんだ」
ハケットはこう付け加えています。
「毎日が激しいやり取りの連続で、その真っ只中にいると、様々な面で本当に大変だった。皆がそれぞれ個人的な困難を抱えていたから。ジェネシスのアルバムの中でも制作は決して楽ではなかったけれど、非常に素晴らしい出来に仕上がったと思う」