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グレン・ヒューズ、フリーのアンディ・フレイザーと共有した「ベース演奏で重要なこと」を語る

2025/09/18 18:52掲載
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Bass Guitar Magazine (December 2012) Glenn Hughes and Andy Fraser
Bass Guitar Magazine (December 2012) Glenn Hughes and Andy Fraser
グレン・ヒューズ(Glenn Hughes)は優れたベーシストでもあります。MusicRadarの新しいインタビューの中で、新人ベーシストへの最高のアドバイスは?と尋ねられたヒューズは、親友だったフリー(Free)アンディ・フレイザー(Andy Fraser)と共有した「ベース演奏で重要なこと」を語っています。

「親しい友人だったフリーのアンディ・フレイザーは、本当に心の友だった。彼が亡くなる直前、何年も前から感じていたことを改めて気づかせてくれた。それは、弾いた音よりも、弾いていない音の方が重要だということだった。

それは俺にとって本当に興味深いことで、俺はそれ以降、弾いた音よりも弾いていない音の方が重要だと常に感じている。

だから、新人ベーシストへのアドバイスは“少ないほど豊かである”ということだね」

同じインタビューの中で「今、一番大切にしているベースは?」と尋ねられたヒューズはこう話しています。

「62年製の(フェンダー)ジャズベース。オリジナルの弦が張られたままなんだ! ジョー・ボナマッサが家に来た時、それを見てこう言ったよ。“この弦は絶対に外しちゃいけない。博物館級の逸品だからね。価値を保たなきゃ”。俺にとっては価値の問題じゃない。お金のことでもない。ただ、弦が張られたままのそのベースが大好きなんだよ。

それはさておき、俺がアルバムで一番よく使っているベースは、1965年製のフェンダーPベースのサンバースト。素晴らしい楽器だ。しばらく前に、アイオワ州のサーフ・ボールルームで演奏した時に手に入れたんだ。

その会場のマネージャーが自分のオフィスの壁にそれを掛けていて、俺は“今夜そのベースを弾かせてもらえないか”と尋ねたんだ。それで当日にそのベースを弾いて、終わった後に“もし可能なら、これを買わせてもらえないか?”と尋ねた。その人は実はトラピーズのファンで、俺はお金を渡して、彼はそれを譲ってくれたんだよ」