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アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン 「俺が言える唯一のアドバイスは、好きなことをやれ」 どんな仕事でも愛情を持つことの重要性を語る

2025/09/17 19:27掲載
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Bruce Dickinson
Bruce Dickinson
アイアン・メイデン(Iron Maiden)ブルース・ディッキンソン(Bruce Dickinson)はAMFM Magazineの新しいインタビューの中で、「俺が言える唯一のアドバイスは、好きなことをやれってことだ」と述べ、音楽であれ、他の何であれ、自分が選んだ仕事に対してそのような愛情を持つことの重要性を強調しています。

「俺が言える唯一のアドバイスは、好きなことをやれってことだ。人が聴きたがっているからという理由でやってはいけない。そんなことをしても誰も感謝してくれない。たとえ成功しても、それでは誰も尊敬してくれない。

俺だったら…もし誰かが“あなたのキャリアを振り返って、一番良かったことは何ですか?”と聞かれたとき、“自分がやったことを心から愛していたことだ。人々はそれを尊重してくれたし、誠実さや正直さも尊重してくれた。だって、それがアーティストとして持っている全てだから…”と言えることが大事なんだ。

どれだけお金を持っていても、尊敬も誠実さがなければ意味がない。お金だけ数えて去っていくなら、人々はアーティストとして君を見て“魂を売ってしまったから、もう終わりだな”と思うだろうね。

みんなから“シンガーであることの何が好きなの? ロックンロールバンドにいることの何が好きなの?”と尋ねられたとき、ふと気づいたんだ。“ちょっと待って、俺が好きなのは何だ?”と。みんなが思うようなことじゃない。何だろう? それは物語を語ることだった。

だって歌っている時、俺はその曲の中にいる、俺はその曲の物語を語っているんだ。頭の中でそれを演じている。よく腕を振り回しながら、その世界に入り込んでいる。そして気づいたんだ、これは俺がずっとやってきたことだと。

子供の頃、学校でいつも物語を語っていて、いつも人の気を散らせて、数学の授業から逃げ出そうとしていた。気づいたんだ。俺がやってきたのは、人々が共感してくれる物語を作りたかったということだとね」