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プリンスの前でマイケル・ジャクソンの曲を流すなと言われた思い出をマーク・ロンソン語る

2025/09/17 12:22掲載
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Michael Jackson And Prince
Michael Jackson And Prince
プリンス(Prince)が紫の玉座に座るバーでDJをしていたマーク・ロンソン(Mark Ronson)。次にマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の曲をプレイしようとすると、一緒にDJをしていたQ-Tipから慌てて「いやいや、ここではマイケルは流せないよ」と言われる。マーク・ロンソンは、プリンスの前でマイケルの曲を流すなと言われた思い出を自身の回顧録『Night People:How to Be a DJ in'90s New York City』の中で語っています。

ロンソンは、友人のQ-Tipと、ニューヨークのVIPバー「Spy Bar」で一緒にDJをしたことを回想しています。当時の店には、プリンスが来店しており、プリンスは紫色の玉座に座り、VIPエリアで女性たちを呼び寄せていたとロンソンは述べています。

その夜のある時、ロンソンはマイケルの1979年のアルバム『Off the Wall』をジャケットから取り出してプレイしようとしましたが、その動きを止められました。「いやいや、ここではマイケルは流せないよ」とQ-Tipはロンソンに語り、二人の音楽アイコンの間の確執について言及しました。

ロンソンは『Off the Wall』をあきらめ、代わりにWARの1977年アルバム『Galaxy』をかけました。そのアルバムのイントロダクションは「揺れ動くテンポ」と「ぶつかり合うビート」が特徴で、「プリンスから冷ややかな視線を浴びた」という。「音楽の神様からのリズムに関するお叱りほど辛辣なものはない」と、彼はその出来事について締めくくっています。