
Massive Attack, Max and Iggor Cavalera (Image credit: Warren Du Preez/Nigel Crane/Redferns)
マッシヴ・アタック(Massive Attack)と、
セパルトゥラ(Sepultura)の創設者であるマックス&イゴールのカヴァレラ兄弟による特別コラボ公演が11月にブラジルのサンパウロで開催されます。ブラジルおよびアマゾンの先住民族の権利を支援し認知させることを目的とした公演です。カヴァレラ兄弟はセパルトゥラの1993年アルバム『Chaos A.D.』を再演します。一部ではマッシヴ・アタックと共演するとも報じられています。
このイベントは、11月にブラジルで開催されるCOP30(国連気候変動枠組条約締約国会議)にあわせて開催されるもので、11月13日(木)にサンパウロのエスパコ・ウニメッド・アリーナで開催されます。
プレスリリースによると、先住民族運動の代表者がイベント本編に登場するほか、両バンドはブラジル国内でアマゾンの先住民族運動を支援する活動も行います。
このイベントについて、マッシヴ・アタックの3Dことロバート・デル・ナジャは次のように述べています。
「ブラジルおよび広範なアマゾン地域の先住民が持つ、卓越した誠実さと重要な役割を支援するために、イゴールとマックスと協力できることを光栄に思います。これは単なるマイクの受け渡しではありません。先住民の知識、道徳的権威、そして知恵に耳を傾け、COP30の交渉の場で彼らの声が確実に届くようにするための機会です。歪んだ政治空間において、彼らの存在がこれほど必要とされた時はありません」
またカヴァレラ兄弟はこう述べています。
「分断と混乱が蔓延するこの時代に、マッシヴ・アタックとブラジルおよびアマゾンの先住民と力を合わせて、前向きで変化をもたらす物語を紡げることを光栄に思います。マッシヴ・アタックのようなバンドと共に仕事ができることに非常に興奮していますし、長年ファンでもあります。俺たちは先住民と密接な関係を築き、長年にわたり共に活動してきました。彼らと共にステージを共有できることは光栄です」