
Rob Halford, Ozzy Osbourne 2018
ジューダス・プリースト(Judas Priest)は先約があったため、
ブラック・サバス(Black Sabbath)と
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の最終公演『Back To The Beginning』には参加できませんでした。その代わりにプリーストはサバス「War Pigs」のカヴァーを公演にあわせて発表しました。ジューダス・プリーストのフロントマンである
ロブ・ハルフォード(Rob Halford)は、このカヴァーには、オジーとロブのデュエット・ヴァージョンも存在していることを認め、まもなくリリースされると明かしています。
フル・メタル・ジャッキーの新しいインタビューの中で、「War Pigs」のカヴァーについて、こう話しています。
「プリーストがブラック・サバスに敬意を表し、“War Pigs”をできる限り忠実に演奏している。あの曲を、もてあそぶわけにはいかないからね。ギター、ドラム、ベース、そしてヴォーカル、ありのままの音で演奏し、敬意を込めて、ブラック・サバスへの感謝と、彼らが成し遂げた偉業と、その素晴らしい音楽への感謝を込めて演奏したんだ。
ブラック・サバスの公式アカウントに掲載されたビデオの再生回数は500万回に迫っている。彼らがそこに投稿してくれたのはとても寛大なことだった。俺たちはずっと友人だからね。
最高なのは、そして今まさに準備中なのは、オジーと一緒に“War Pigs”を歌うことができたことなんだ。その音源は既に存在している。あとは法的な手続きなど、面倒な手続きを全て済ませるだけだ。
これは本当に素晴らしいことだが、(オジーの妻でマネージャーの)シャロンがこのアイデアを持ちかけてくれた時、彼女はこう言ったんだ。“あなたのWar Pigsのカヴァーが大好きよ。オジーを参加させる方法はある?”。俺は“あなたがそう言うなら、絶対に実現するよ”と答えた。それが実現できたんだよ。オジーが1節歌い、俺が1節歌い、またオジーが歌い、俺が歌うというスタイルだ。
オジーとデュエットできたのは人生で初めてで、この機会を得られたことに心から感謝し、幸せを感じている。聴いた瞬間、圧倒されるよ。プリーストの“War Pigs”のカヴァーを聴いたことがあったとしても、オジーが歌っているプリーストの“War Pigs”を聴けば、まったく別次元の体験になる。
準備はほぼ整っている。いくつかのアートワークや細かい部分を最終調整中だ。間もなくリリースされるだろう」