ディープ・パープル(Deep Purple) 、
ディキシー・ドレッグス(Dixie Dregs) 、
フライング・カラーズ(Flying Colors) などでの活躍でも知られるギタリストの
スティーヴ・モーズ(Steve Morse) 率いるスティーヴ・モーズ・バンドは、16年ぶりとなる新スタジオ・アルバム『Triangulation』を海外で11月14日発売。リリース元はMusic Theories Recordings。
スティーヴ・モーズ・バンド名義のスタジオ・アルバムのリリースは2009年の『Out Standing in Their Field』以来。
新作ではモーズがベーシストのデイヴ・ラルーとドラマーのヴァン・ロメインと再びタッグを組んでいます。モーズは2人について、こう語っています。
「デイブとヴァンはこのトリオの基盤であり、このレコーディングがその理由を示している。彼らはそれぞれが個性的で素晴らしいミュージシャンであり、一緒に演奏すると化学反応が魔法のように起こる。アルバム制作中、僕たちは一緒に演奏し、パートを練り上げ、お互いからインスピレーションを得て、アレンジを共同で作り上げた。僕がアイデアを持ち込むと、すぐにそれを聴いて、そしてより良くなった形で聴くことができた。このアルバムは僕たちが共に作り上げたものであり、そのことが聴き取れるはずだよ」
またゲストとして、
エリック・ジョンソン(Eric Johnson) 、ドリーム・シアターの
ジョン・ペトルーシ(John Petrucci) 、息子のケヴィン・モースも参加しています。
モーズは最愛の妻ジャニーンの介護のため、2022年にディープ・パープルからの脱退しました。妻は2024年に亡くなり、モーズは最期の日まで彼女のそばにいました。新作の9曲中最も胸を打つのは、妻ジャニーンへの追悼曲「Taken By An Angel」でしょう。「この曲は僕にとって新たな領域だ。亡き妻の追悼式のために、息子のケヴィンと共に作り上げた曲です」と語っています。
新作から新曲「Break Through」のミュージックビデオが公開されています。
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