ギタリストの
オリアンティ(Orianthi) は英Classic Rock誌のインタビューの中で、さまざまな質問に答えています。
「ギターヒーロー」「お気に入りのシンガー」「お気に入りのソングライター」「史上最高のアルバム」「最高のカヴァー曲」「史上最も過小評価されているアーティスト」「私の罪悪感を伴う密かな楽しみ」「エアギターをする曲」「泣ける曲」「自分の葬式で流してほしい曲」
■ギターヒーロー
「カルロス・サンタナ。初めて彼の“Europa(邦題:哀愁のヨーロッパ)”を聴いた時、人生が変わった。だから、私にとって彼は間違いなくギターヒーロー。18歳の時、アデレードで1万5千人の観客の前で彼と共演し、45分ほどジャムセッションをする機会に恵まれた。カルロスは私にとって叔父のような存在で、彼と知り合えて本当に光栄。彼はとてもインスピレーションを与えてくれる」
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■お気に入りのシンガー
「スティーヴィー・ニックス。若い頃はフリートウッド・マックをよく聴いていた。彼女のスタイルや歌い方、そして表現の仕方が大好きだった。“Landslide”とかね。彼女には確かな存在感があり、素晴らしいストーリーテラーとしての才能も備わっている。じつはスティーヴィーから彼女の曲で演奏してほしいと頼まれたことがあったんだけど、当時アリス・クーパーとツアー中だったので、できませんでした」
■お気に入りのソングライター
「ビートルズ。若い頃からソングライティングに興味を持っていて、彼らの曲を聴いて、自分でも書きたいと思った。彼らが曲を作り上げる方法や、ジョージ・マーティンとの魔法のようなコラボレーションは、まさに驚異的。どれほど多くの伝説的な曲を生み出したのか、考えただけでも驚きよね」
■史上最高のアルバム
「私にとっては、ジミ・ヘンドリックスの『Band Of Gypsys』とサンタナの『Abraxas』のどちらか。サンタナは私にエレキギターを弾きたいと思わせてくれたし、あのアルバムは本当に影響を受けた。彼の音色やフレージングは信じられないほど素晴らしく、ブルース、ラテン、ロック、さらにはジャズまで、あらゆる要素を融合し、それをすべて見事にまとめあげているのが素晴らしい」
■最高のカヴァー曲
「ちょっと変わったものを選びますね。つい先日思い出したのよ。エイリアン・アント・ファームが“Smooth Criminal”をカヴァーした時、ヘヴィで、予想外のヴァージョンがクールだと思った」
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■史上最も過小評価されているアーティスト
「ジョニー・ラングはもっと評価されるべきアーティストだと思う。彼は素晴らしいシンガーだし、素晴らしいギタリストでもある。もちろん多くの人が彼を知っていると思うけど、もっと評価されてもいいと思う。ギター演奏に加えて、本物のゴスペルシンガーのような歌声を持っている」
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■私の罪悪感を伴う密かな楽しみ
「罪悪感があるかどうかはわからないけど、私はポップミュージックをよく聴く。The 1975を聴いていた時期もあった。彼らの曲はポップソングだけど、メロディがクール。80年代のような雰囲気もあって、それが好き。ポップの曲を聴くなら、それがいいかもしれない」
■エアギターをする曲
「もしすごく酔っ払っていたら―それでもやっぱりギターを借りると思うけど―たぶん“Back In Black”かな。あのコードはカッコよくて強烈。それか“Whole Lotta Love”。あの曲の入り方は強烈よ。すごくシンプルだけど、めちゃくちゃヘヴィ」
■泣ける曲
「ジェフ・バックリィの“Last Goodbye”かな。彼の声も歌詞も本当に心に響く。『Grace』はアルバム全体が素晴らしい。彼は本当に特別なアーティストの一人だった」
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■自分の葬式で流してほしい曲
「人に泣いてほしくないから、何かハッピーな曲がいいかな。プリンスの“Let's Go Crazy”みたいな感じ」
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