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レッチリのフリーはかつて、10代前半のベース少年の「あなたみたいになりたい」のファンレターにアドバイスを送っていた 少年は現在ファンクバンドで活躍中

2025/09/09 14:38掲載
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Flea - Photo: Joshua Peter Grafstein
Flea - Photo: Joshua Peter Grafstein
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)フリー(Flea)はかつて、10代前半のベース少年から「あなたみたいになりたい。何かアドバイスはありますか?」と書かれたファンレターを受け取る。フリーは時間を割いて返事を書き、アドバイスを送った。その少年の名前はジョー・ダート。現在、米ファンクバンド、ヴルフペック(Vulfpeck)のメンバーとして活躍しています。ジョー・ダートはScott's Bass Lessonsのインタビューの中で、このエピソードについて語っています。

「ベースのボキャブラリーについて考えるとき、10代の頃はフリーをたくさん聴いていた。

彼はパーラメント・ファンカデリックから影響を受けているので、そこにはブーツィー・コリンズの要素がたくさんあって、さらにメイシオ・パーカーやフレッド・ウェズリーのようなホーン奏者たちの影響もたくさんあった…。

僕のヒーローであるフリーは、僕があまり知らなかったベーシストたちから多くのことを学んでいた。彼ほど有名ではなかったため、知らなかったんだ。フリーは、非常に有名なベーシストであり、まさに理想の人でした。

僕が12か13歳の頃、フリーにファンレターを書いた。“あなたみたいになりたい。何かアドバイスはありますか?”ってね。

彼は返事を書いてくれたんだ。信じられないよ。彼は本当に優しい人だ。手書きの手紙をくれて、彼のアドバイスは“ベースはサポートする楽器だってことを忘れるな。君はサポート役を務めるためにいるんだ。リズムセクションの一員なんだ”というものだった。

そして彼はこうも書いていた。“一つ言えることがあるとすれば、それはマーヴィン・ゲイの“What's Going On”でジェームス・ジャマーソンを聴いて、それを学べということ。そうすれば基盤ができる”。

フリーを聴いてすぐに“ああ、ジェームス・ジャマーソンの影響だな”とは思わないよね。すぐには気づかない。彼はジェームス・ジャマーソンを真似しているわけじゃない。でもそれは必要不可欠な要素なんだ。サポート的なベースプレイでありながら、とてもメロディックなんだよ。そして僕はスティーヴィー・ワンダーの曲でジェームスが弾いている曲を聴き始めた。ほとんどベースソロのようだけど、すべてのポイントを押さえているんだよ」