
Black Sabbath - Back To The Beginning - Photo: Ross Halfin
ブラック・サバス(Black Sabbath)と
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の最終公演『Back To The Beginning』の音楽監督を務めた
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)の
トム・モレロ(Tom Morello)は『Rocklahoma Live』の新しいインタビューの中で、オジーとの最後の会話を明かしています。
その会話を交わしたのは、『Back To The Beginning』の公演後に行われたアフターパーティーでした。モレロはオジーの息子ジャックから「オジーが何か言いたいみたいだよ」と言われて、感謝の言葉かもしれないと思って話しかけてみたら…。モレロはこう振り返っています。
「それがオジーに会った最後の日だった。その日は終わり、本当に素晴らしい日で、みんな長い間この公演に携わってきたので、みんなで抱き合って泣いたんだよ。その後、アフターパーティーに行って、ようやく落ち着いた雰囲気になった。
俺は息子とピンボールをしていた。すると誰かに肩をトントンと叩かれたんだけど、マルチボールの真っ最中だったので“ちょっと待って”と言ったら、それはジャック・オズボーンだった。ゲームを終えると、“オジーが何か言いたいみたいだよ”って言われて、俺は“うわっ、マジか”と思った。そもそもオジーがアフターパーティーに来るなんて、それだけでもクレイジーだろ?
それで最後にもう一度、彼の頭にキスして、愛してるって伝えて、音楽人生に感謝したんだ。そしたら返ってきたのは“シャロンを探してくれないか、もうここからさっさと出たいんだ”だったんだよ」
この状況を大笑いしながら、モレロは「まさにその夜の完璧な締めくくりだった」と語っています。