バロネスのオリジナル・ドラマー　アレン・ブリックル死去

米ジョージアのメタル・バンド、バロネス（Baroness）の創設メンバーであるドラマーのアレン・ブリックル（Allen Blickle）が死去。42歳でした。

ブリックルの早すぎる訃報は先週末から広まり始め、友人や家族がオンラインで追悼の言葉を投稿しました。そして、バロネスのヴォーカリスト兼ギタリストのジョン・ベイズリーはブリックルが亡くなったことをバンドのSNSアカウントで正式に発表しています。

以下、ジョン・ベイズリーの声明より

「大切な友人であり、クリエイティブパートナーであり、かつてのバンドメイトであったアレン・ブリックルが数日前に亡くなったという訃報を伝えねばならないことに胸が張り裂けそうだ。彼が逝ってしまったことに今もショックを受けている。彼のご家族とこのバンドが彼の死を受け入れ、その喪失を悼む間、みんなには配慮をお願いしたい。アレン、大好きだよ、君がいなくて寂しい。共に過ごしたすべての瞬間を、俺は大切に思っているよ」



ブリックルは2003年、ベイズリーらと共にバロネスを結成。2013年まで在籍し、アルバム『Red Album』（2007年）、『Blue Record』（2009年）、『Yellow & Green』（2012年）に参加した。

ブリックルは、2012年8月のヨーロッパツアー中に起きたバス事故に巻き込まれ、骨折の重傷を負った。翌年3月にバンドを脱退した。

バロネス以外では、Romantic Dividends、A Place To Bury Strangers、Alpacaといったグループでも演奏活動を行っていた。近年ではテレビ、映画、ビデオゲームのサウンドデザインに携わっていた。