Ozzy Osbourne at Back to the Beginning (c)Ross Halfin
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne) の息子ジャック・オズボーンは、父の死去について語る16分間の動画を公開しました。オジーは亡くなる数日前に米ロサンゼルスの自宅に一旦戻っていたことを明かし、ジャックは父の死を知った経緯、この喪失が与えた影響などについて深く語っています。
ジャックはオジーが亡くなったことを最初に知った時の心境をこう振り返っています。
「7月13日に(英国を)出発した。(ロサンゼルスの)自宅に戻った時、父は元気だった。機嫌も良かったし、幸せそうだった。(7月22日)午前3時45分ごろ、ロサンゼルスの自宅のドアをノックする音で目が覚めた。もう30年くらい家族のために働いてくれている人がドアをノックしていて、窓越しに彼の姿を見た時、何か悪いことが起きたとすぐにわかった。そして、父が亡くなったことを知らされたんだ。
どう言えばいいか――ただただ痛みだけを感じていた。ただただ悲しみと痛み、そして数えきれないほどの思いが押し寄せてきた。悲しみと苛立ちと怒りが入り混じり、“今すぐ駆けつけなきゃ。絶対に”という衝動に駆られる一方で、心のどこかで“もう苦しみから解放されたんだ。もう苦しんでいない”という気持ちもあった。それはそれで意味のあることだ。父がまだここにいてくれたら、僕たちみんなと一緒にいてくれたらと願うけれど、でも父は本当に辛い日々を送っていたから。
(7月5日の)『Back To The Beginning』公演で、みんなもその姿を見たと思う。でも、誰も、こんなに早く逝ってしまうとは思っていなかったと思う。実際、それが起こった時、僕たちにとっても予想外のことだった。直前には、父がスイスに行って安楽死をするとか、すべてが計画されているとか、そんな噂が飛び交っていたけど、それは全くの嘘。絶対に違う。まったくの虚偽で、ばかげた話だよ。
父はあの公演をやれてとても喜んでいたし、人生の次の段階に進むことを喜んでいた。もっとイギリスで過ごしたいと思っていたし、僕の子供たちと過ごす時間を増やしたいと思っていた。できる限り様々なことを探求する時間をもっと持ちたがっていたんだ」
ジャックはその日イギリス行きの飛行機に飛び、空港に着いたまさにその時、父親の死の知らせが世界中に広まったと語っています。
「メッセージや電話が止まらなくて、今までにないくらいだったよ…正直言って、電話が鳴らない飛行機の中にいたことに本当に感謝したよ。メッセージだけが届いていた。本当にたくさんの人が連絡をくれてね、友人や同僚たちからも。今回の経験で本当に特別だったのは、愛情が溢れ、たくさんの人が手を差し伸べてくれたことに圧倒される一方で、父が特別な人物であり多くの人にとって大切な存在だったことが実感できたことだよ。僕にとっては父は世界の99.999%の人とは全く違う意味を持っていた。でも共通して言えるのは、父は愛されていたということ。とても愛されていて、多くの人が父を恋しく思うだろう」
ジャックはオジーとの関係について振り返った後、オジーとブラック・サバスの最終公演『Back To The Beginning』について、こう語っています。
「父の引退について、僕の心に強く残っていることの一つは、それがほとんど完璧だったということ。父は深い意味を込めて別れを告げることができた。ファンに感謝の気持ちを伝えることができた。長い間会っていなかった友人たちに会うことができた。パフォーマンスもできた。つまり、最後の区切りがつく前に多くのことを成し遂げたんだ。その多くのことについては、適切な時期が来たら話すつもりだよ。結局のところ、本当に圧倒されるような出来事だった。溢れ出る愛に、本当に驚いたし、衝撃を受けたよ。美しいことだったと思うし、先ほども言ったように、あのような溢れ出る愛を見るのは、僕たちにとって大きな励みになった。
これは心からの言葉だけど、これを聞いている方や見ている方々へ──カードを送ってくれた人、投稿してくれた人、バーミンガムブリッジに花を捧げてくれた人、家に花を届けてくれた人、僕たちは、そのすべてを目にしたし、すべての手紙を読んだ。見逃すことはない。家族を代表して言います、本当に感謝しているし、それは本当に大きな意味をを持った。先ほども言ったように、それは励みになった。僕たちは決して一人ではないのだと分かったからね。
家族として本当に辛い6週間だった。僕たちは皆、それぞれのやり方で、一緒に、そして一人でこの状況を乗り越えようとしている。それはよくあることだと思う。誰かを深く愛する代償は、深い悲しみだ。その人を失った時の悲しみの痛み。でも、僕はそれを受け入れている」
最後にジャックは最新のポッドキャストを録音した理由についてこう語っています。
「ただ皆に感謝を伝え、家族は大丈夫だと知らせたかった。僕たちは耐えている。互いを支え合い、愛し合うためにできることをしている。そして、そう、父のレガシーはこれからも続いていく。
オジー・オズボーンは7月22日に亡くなったからといって終わるわけではない。僕がずっと言っているように、彼は今、宇宙を爆発的に駆け巡っているんだ。僕たちは皆、それを目にしている」
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