米ワシントン州シアトルにある博物館『ミュージアム・オブ・ポップカルチャー(MOPOP)』は、14年間続いた
ニルヴァーナ(Nirvana)の展示を終わらせることを発表。ファンは落胆し、恒久展示となるべきだというコメントが殺到しています。
ニルヴァーナ展『Nirvana: Taking Punk to the Masses』は過去14年間、シアトルの『ミュージアム・オブ・ポップカルチャー』の定番展示でした。バンドがシアトルから世界的ロック現象へと登り詰めた軌跡をたどる展示で、バンドメンバーが使用した楽器(破壊されたギター含む)、公演ポスター、さらにはカート・コバーンの衣装(ステージで着用した象徴的なセーターを含む)も展示されています。
同博物館はニルヴァーナ展を9月7日に終えることを発表。博物館側は「太平洋岸北西部の様々なジャンルの音楽シーンとミュージシャンを探求する新展示の準備のため」と撤去理由を説明しています。
「ニルヴァーナとグランジのレガシーは常にMOPOPの核心であり、それは決して変わらない」と博物館は公式サイトで声明を発表しています。