バンドのギタリストが公演前の休日に街中で写真を撮っていると、バーから聴き覚えのある曲が流れてきた。彼のバンドのトリビュートバンドが演奏していた。ギタリストがそのバーに入るとバンドも観客も驚く。ギタリストはさらにパフォーマンスにも飛び入り参加した。
システム・オブ・ア・ダウン(System of a Down)のギタリストである
ダロン・マラキアン(Daron Malakian)は、シカゴ公演の前に起きた偶然の出会いを紹介する映像を共有しています。マラキアンはこれが完全な偶然だったと述べています。
以下、マラキアンのコメントより。
「まず最初に言っておきたいのは、これらは全く計画されていなかったということ。シカゴでの公演の前に休みがあったので、夕食に出かけ、その後、(写真家の)グレッグ・ウォーターマンと街中で写真を撮ろうと思ったんだ。リグリー・フィールドに行く予定はなかったんだけど、結局そこにたどり着いた。
スタジアムの前で写真を撮っていると、向かいのバーから“Needles”のイントロが聴こえてきた。一緒にいた従兄弟はカラオケだと思ったらしい。俺は通りを渡ってバーに入ると、そこにはSOADのカヴァーバンド『Peepholes』が演奏していた。ステージの最前列まで歩いて行くと、バンドも観客も驚いていたよ。みんなの顔の表情は最高だった。正直、こんなことが起きていることに、俺が誰よりも驚いていたんだ」
共有された映像では、この予期せぬ出会いに「今、何て言ったらいいか分からない」とバンドのメンバーの一人がマイク越しに言っているのが聞こえます。「マジでパニックだ」とも。