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マッドネスのクリス・フォアマン 「多発性骨髄腫」と診断されたことを公表

2025/08/30 01:22掲載
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Chris Foreman
Chris Foreman
2トーン・スカ・バンド、マッドネス(Madness)の創設メンバーであるギタリストのクリス・フォアマン(Chris Foreman/69歳)は、血液がんの一種である「多発性骨髄腫」と診断されたことを公表。フォアマンによると「治療は可能だが完治は難しい。寛解に持ち込めれば、普通の生活に戻れるはず」だという。

以下、クリス・フォアマンの声明より

「今年初め、背中の上部と肩にひどい痛みがあった。6月28日にフランスで公演を行った頃には、その痛みは耐え難いものになっていた。6月末にMRI検査を受けたところ、脊椎に腫瘍が見つかった。7月4日にロイヤルサセックス病院に行き、さまざまな処置を受けた。放射線治療を受けて腫瘍を攻撃したことで痛みを止めることができた。実は脊髄穿刺も受けたんだ、ロックンロールだぜ! 正直なところ、体調は最悪だった。腎臓の機能はわずか14%しかなかったが、それ後は大幅に改善している。俺が患っているのは多発性骨髄腫という癌の一種だ。治療は可能だが完治は難しい。寛解に持ち込めれば(必ずそうする!)普通の生活に戻れるはず。中には20年以上この病気と付き合っている人もいる。ステージに復帰するまでには、まだ長い道のりだけど、来年には戻るつもりだよ。バンドのメンバー、家族、ロードクルーの仲間、マネジメントチームの皆がとても愛情深く支えてくれている。

最もつらい副作用の一つはお酒が飲めなくなったこと。でも、ノンアルコールのマルガリータをマスターし、最近のノンアルコールのビールも悪くない。今年はバンドと一緒にステージに立てなかったのが本当に辛かった。彼らは本当に頑張っていて、ライヴも素晴らしかったよ。正直言って、彼らが俺なしでどうやってやり遂げたのか分からない。今年のバトリンズやツアーに参加できなかったのは本当に残念だけど…“I'LL BE BACK(必ず戻ってるよ)!”」