
Stephen King, photo by Shane Leonard
「ホラーの帝王」の異名を持つ、米国の小説家
スティーヴン・キング(Stephen King)は音楽好きですが、
ブラック・サバス(Black Sabbath)は昔から好きじゃなかったという。自身の小説『死のロングウォーク』を映画化した新作『The Long Walk』にあわせたQ&Aセッションの中で明かしています。
『死のロングウォーク』はキングが“リチャード・バックマン”名義で1979年に出版した小説。近未来のアメリカが舞台で、100人の少年たちが年に1度開催される「ロングウォーク」という競技に出場する様を描いています。競技では時速4マイル(6.4キロメートル)以上の速度で歩き続けることが要求され、時速4マイルを下回ると警告を受け、累計警告が4枚になると即射殺。最後の1人になるまで続けられ、優勝者はどんな賞品でも受け取ることができる、というものです。
キングは映画『The Long Walk』のプロモーションの一環として、米国の掲示板型ソーシャルメディアRedditの企画「AMA(何でも聞いて)」に参加し、数々の質問に答えました。その中でキングは、ある人物が尋ねた「歩行中に聴くプレイリスト」について、こう答えています。
「当時なら、ヤングブラッズの“Get Together”、バリー・マクガイアの“Eve of Destruction”、ローリング・ストーンズの“Carol”、(ボブ)ディランの“Subterranean Homesick Blues”、エディ・コクランの“Summertime Blues”、ダニー&ザ・ジュニアーズの“Rock and Roll is Here to Stay”あたりを選んでいただろう。今ならプレイリストにAC/DC、ランシド、メタリカ、ストーンズ、(ブルース)スプリングスティーンを入れるね。ブラック・サバスは入れない。昔から好きじゃなかった」
Redditユーザーはこれを元にSpotifyのプレイリストを作っています。