
Bethlehem’s Jürgen Bartsch, courtesy of the artist
ドイツのブラックメタル/エクストリームメタル・バンド、
ベツレヘム(Bethlehem)の創設者であるベーシストのJürgen Bartschが死去。バンドのヴォーカリストであるYvonne "Onielar" Wilczynskaが発表。詳しい病名は明かされていませんが、長い闘病の末、8月27日に亡くなりました。Metal Injectionによると、Bartschは58歳でした。
以下、Yvonne "Onielar" Wilczynskaからの声明より
「彼は幾度も死の淵をさまよった…しかし死は一時的なものに過ぎなかった。深刻な病気、忍耐、そして強い闘志の末、俺たちの愛する友人でありベツレヘムの尊敬される創設者であるJürgen Bartschは、2025年8月27日に永眠した。深い悲しみと打ちひしがれた心をもって、ベツレヘムを代表して、Jürgen、俺たちは決して君を忘れない。安らかに眠れ」
Bartschは1991年にベツレヘムを結成し、ベーシスト兼メインソングライターを務めた。同バンドは『Dark Metal』(1994年)や『Dictius te necare』(1996年)など、1990年代に影響力あるアルバムでブラックメタルとドゥームメタルを融合させ、デプレッシブブラックメタル(DSBM)の先駆者と評されている。
ベツレヘムはこれまでに10枚のアルバムをリリースしており、最新作は2022年の『The Gospel According to Alexander』だった。