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名古屋に1万人規模の多目的アリーナ「(仮称)名古屋アリーナ」 2028年初頭開業予定

2025/08/27 16:16掲載
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「(仮称)名古屋アリーナ」外観イメージ
「(仮称)名古屋アリーナ」外観イメージ
三井不動産・豊田通商・KDDIは、愛知県名古屋市において、収容客数1万人規模の多目的アリーナ「(仮称)名古屋アリーナ」を2025年8月27日に着工したことを発表。2027年秋に竣工、2028年初頭に開業予定。B.LEAGUE「ファイティングイーグルス名古屋」が2027-28シーズンよりホームアリーナとして利用するほか、音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会などの様々なイベントに対応可能な施設です。本アリーナは名古屋市営地下鉄名港線「港区役所」駅に近く、商業・スポーツ・住宅などの多様な都市機能が集積する「みなとアクルス」エリアに位置しています。

以下インフォメーションより

■三井不動産の想い
~「スポーツ・エンターテインメントの力」を活用した街づくり~

 三井不動産は、2024年4月に策定した長期経営方針「&INNOVATION 2030」において、「新たなアセットクラスへの展開」を事業戦略の一つとして掲げており、スポーツ・エンターテインメントの力を活用したリアルの体験価値を最大化する街づくりを目指しています。

 2021年1月に株式会社東京ドームをグループ会社化、2024年5月には収容客数1万人規模の多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY」(株式会社MIXIとの共同事業)を開業し、さまざまなイベントによる非日常の感動体験と、周辺の商業施設でのイベント前後のお食事やお買い物などを一日中楽しめる環境の提供に努めてまいりました。

 そしてこの度、名古屋市港区のみなとアクルスエリアに新たなアリーナが誕生します。本アリーナは、地域の新たなランドマークとして、スポーツ・エンターテインメントを通じた感動体験を提供するだけでなく、隣接する「ららぽーと名古屋みなとアクルス」などの三井不動産が運営する中部圏の商業施設において本アリーナと一体となって楽しんでいただける企画や、三井ショッピングパーク公式通販サイト「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」、「三井ショッピングパークチケット」などと連携した様々な取り組みを行い、お客さまの体験価値の最大化を目指します。

 三井不動産は、スポーツ・エンターテインメントの力を活用した街づくりを通じて社会の付加価値の創出に貢献してまいります。

■豊田通商の想い
~未来の子供たちにより良い地球を届ける~

 豊田通商は「未来の子供たちにより良い地球を届ける」をミッションに掲げ、グローバルビジョンの「Be the Right ONE(“代替不可能・唯一無二”の存在)」になることを追求し、豊田通商ならではの事業創造やお客さまへの価値提供を目指しています。

 このたび名古屋市港区に建設が始まる多目的アリーナは、豊田通商が保有するB1リーグのプロバスケットボールクラブ、ファイティングイーグルス名古屋(以下「FE名古屋」)のホームアリーナとして利用します。FE名古屋は、1957年に豊田通商のバスケットボール部として創部され、長きにわたり実業団リーグで活動してきました。2016年のB.LEAGUE発足後は、名古屋・東海エリアを拠点とするプロクラブとして、地域社会との共生と地域に密着した活動に取り組んでまいりました。本アリーナ着工は、FE名古屋にとってさらなる飛躍とトップリーグである「B.LEAGUE PREMIER」への早期参入を目指すうえでも重要なステップとなります。

 豊田通商は、FE名古屋を通じて、愛知県ならびに名古屋市のスポーツの発展、青少年育成と地域の活性化に貢献できるよう取り組んでまいります。また、FE名古屋は、本アリーナを舞台に、地域の新たなシンボルとしてより多くの皆様に快適かつ熱狂的な観戦体験をお届けするとともに、多面的な価値の創出に努めてまいります。

 なお、本アリーナに関しては、2025年9月6日(土)にららぽーと名古屋みなとアクルスにて開催予定の「ファイティングイーグルス名古屋2025-26シーズンTIP OFFイベント」にて、クラブよりご案内いたします。イベント詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。

 (URL:https://www.fightingeagles.jp/news/detail/id=17239)

■KDDIの想い
~通信とテクノロジーの力でパートナーとともに、社会に感動と熱狂を提供~

 KDDIは、「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」というビジョンのもと、通信を基盤とした新たな価値創造に挑戦しています。

 また、未来を共に築く仲間とつながり、多様な価値の共創を重視するとともに、社外パートナーとの協業を通じて新規事業の創出や先端技術の社会実装を推進し、常にイノベーションの源泉となることを目指しています。

 このたび、名古屋に新たなアリーナを三井不動産、豊田通商と共に開発します。通信の「つなぐチカラ」とデジタル技術を融合し、スポーツや音楽、ビジネスイベントまで幅広く対応可能な多目的空間として、名古屋から世界へ向けて、スポーツ・エンタメの魅力を発信し、地域の文化・経済の発展に貢献していきます。アリーナは単なるイベントの場にとどまらず、人と人、企業と地域をつなぐハブとしての役割も担っていきます。

 さらに、このアリーナを起点に、多彩なパートナーと連携し、新たな価値共創を加速します。リアルの場が生み出す熱狂とデジタルがもたらす可能性を掛け合わせ、来場者一人ひとりに特別な体験を届けるとともに、地域社会に新しい交流と経済循環を生み出していきます。

 KDDIは今後も、通信とテクノロジーを最大限に活用し、パートナーと共に、社会に感動と熱狂を提供し続け、未来を共に築く挑戦を続けていきます。

■計画概要

所在地:愛知県名古屋市港区金川町101番22
施設名称:(仮称)名古屋アリーナ
敷地面積:約20,500㎡(約6,200坪)
構造規模:鉄骨造・地上4階建
延床面積:約27,500㎡(約8,300坪)
収容客数:約10,000人
交通:名古屋市営地下鉄名港線「港区役所」駅 徒歩約8分
設計・施工会社:株式会社大林組

スケジュール(予定)
着工 2025年8月27日
竣工 2027年 秋
開業 2028年 初頭

■位置図