レディオヘッド　米シングル・チャートに17年ぶりランクイン　『OK Computer』収録曲「Let Down」がTikTokで話題

レディオヘッド（Radiohead）が28年前にリリースしたアルバム『OK Computer』の収録曲「Let Down」が、TikTokで話題となり、米国のシングル・チャートにランクインしています。彼らの楽曲が米ビルボードの楽曲チャート「Billboard Hot 100」にランクインするのは17年ぶりです。

レディオヘッドは英国では7曲がシングル・チャートのトップ10入りを果たしていますが、米国の「Billboard Hot 100」ではトップ30入りしたことはなく、最高位は1993年に34位を記録した「Creep」です（20週間ランクイン）。それ以外で、過去に「Billboard Hot 100」にランクインしたのは1995年の「High And Dry」（78位）と、2008年の「Nude」（37位）のみでした。

今回、「Let Down」は今週の「Billboard Hot 100」で91位にランクインしています。

海外メディアによると、この再浮上は、ディズニープラスの人気ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』のシーズン1の最終回を含む、いくつかのテレビや映画で使われたことがきっかけで、TikTokで一気に人気が爆発したという。そこでは、自分が主人公だという過剰な自意識を膨らませたZ世代の若者たちが、現実と空想の境界が曖昧なささやかなドラマのBGMとしてこの曲を使っています。

@pokemonmasterzo how can a song be so depressing yet so hopeful at the same time @Radiohead #letdown #radiohead #fyp ♬ Let Down - Radiohead

@vncdeleo Cant believe 2020 is almost 6 years ago #fyp #foryou #nostalgia #growingup #2020 ♬ Let Down - Radiohead