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ピンク・フロイド『The Dark Side of the Moon』が米国で再びチャートを上昇中 売上が前週から72%増

2025/08/27 10:35掲載
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Pink Floyd / The Dark Side of the Moon
Pink Floyd / The Dark Side of the Moon
米フォーブス誌によると、ピンク・フロイド(Pink Floyd)の1973年アルバム『The Dark Side of the Moon(邦題:狂気)』が米国で再びチャートを上昇中です。

音楽データを集計しているLuminateのデータによると、同作は最新の集計期間において全米で3,000枚強を売り上げました。前週の売上は1,750枚でしたので72%増です。

この増加により、同作は米ビルボードの「トップ・アルバム・セールス・チャート」に再登場しました。「トップ・アルバム・セールス・チャート」は、米ビルボードが毎週発表する音楽チャートで、米国でその週の最も売れたフルアルバムとEPを対象としています。同作は35位で再ランクインを果たしています。

また同作はアナログレコードが好調で、米ビルボードの「ヴァイナル・アルバム・チャート」では、18位に再登場しています。

『The Dark Side of the Moon』は最近、「トップ・アルバム・セールス・チャート」と「ヴァイナル・アルバム・チャート」にはランクインしていませんでしたが、この作品は両チャートで名年にわたり記録を積み重ねてきました。現時点において「ヴァイナル・アルバム・チャート」では360週、「トップ・アルバム・セールス・チャート」では515週ランクインしています。

現在、米ビルボードのアルバム・チャート「ビルボード200」にはランクインしていないものの、同アルバムは最長チャートイン記録を保持し続けている。現在は990週で、1000週ランクインを達成するまで、あとわずか10週に迫っています。