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元ストラトヴァリウスのティモ・トルキ 9月にライヴ復帰&「もはや新曲を作る意味はない」と語る

2025/08/26 20:41掲載
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Timo Tolkki
Timo Tolkki
ストラトヴァリウス(Stratovarius)のギタリスト、ティモ・トルキ(Timo Tolkki)は3月に体調不良のためツアーをキャンセルしましたが、この半年間で回復し、9月にはライヴに復帰します。またトルキはポッドキャスト『The Dark Melody』の新しいインタビューの中で、新曲制作について尋ねられ、「もはや新曲を作る意味はない」と答えています。

「もはや新曲を作る意味は本当にない。お金がかかるし、CDなんてもう誰も買わない。新しいアルバムを作るのは基本的にツアーのためだけど、俺はもう25枚くらい作ってきた。だから今は考えていない。良い作品を作りたいけど、それにはお金がかかる。音楽業界は本当に大きく変わったんだよ。

(インタビュアー:“ただ音楽が好きだから”“お金のためではなく”音楽を作ることは可能ですか?)

音楽を愛しているからこそ作るんだ。それが唯一の理由だよ。でもアルバム制作はとても大変で、何ヶ月もかかる。それに、いわゆるベッドルーム録音はしたくない。俺の場合はスタジオを借りる必要がある。(フィンランドのヘルシンキにあるスタジオ)フィンヴォックスでストラトヴァリウスのアルバムを作ったけど、1日500ユーロかかるんだよ」

同じインタビューの中で、ストラトヴァリウスの現メンバーとの関係についても語っています。

「俺たちはとても良い友達だよ。時々フィンランドで彼らのライヴを見に行くこともある。変な感じだけど、彼らはいまだに俺の曲をたくさん演奏しているからね。観客からそれを聴くのは、本当に変な感じだよ。

前回の(ストラトヴァリウスの)アルバムはとても気に入っているよ。彼らは成功に値すると思う。俺が抜けてからは本当に一生懸命頑張ったからね。だから、そこにはポジティブなものしかない。何もかもポジティブだ」