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デヴィッド・リンチはアンジェロ・バダラメンティが歌おうとする姿に大笑いして深刻なヘルニアで入院したことがある

2025/08/26 14:15掲載
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David Lynch, Julee Cruise, Angelo Badalamenti 1989 - GETTY IMAGES
David Lynch, Julee Cruise, Angelo Badalamenti 1989 - GETTY IMAGES
デヴィッド・リンチ(David Lynch)は『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』のサウンドトラック制作時、音楽パートナーである作曲家アンジェロ・バダラメンティ(Angelo Badalamenti)が歌おうとする姿に大笑いし、深刻なヘルニアで入院したという。伝記『David Lynch: His Work, His World』(海外で9月11日発売)の著者トム・ハドルストンが英ガーディアン紙の新しいインタビューの中で語っています。

「1992年の傑作『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』のサウンドトラックに収録された楽曲のレコーディング中、リンチは親友であり音楽パートナーである作曲家アンジェロ・バダラメンティが歌おうとする姿に大笑いし、深刻なヘルニアで入院する羽目になった。彼らが取り組んでいた楽曲、ジャズ・ファンク調の“A Real Indication”では、バダラメンティがリンチ作の歌詞を唸るような、轟くような、過剰に強調された偽中西部訛りで歌わなければならなかった。そのパフォーマンスがあまりにも滑稽だったため、監督は重傷を負ってしまった。しかし、その甲斐はあった。このサウンドトラックは、史上最高のサウンドトラックの一つに頻繁に選ばれています」

「A Real Indication」のミュージックビデオ