ザ・フー(The Who)の
ピート・タウンゼント(Pete Townshend)は、さまざまな依存症と闘ってきましたが、最近は2025年初頭に受けた膝の手術後に処方された鎮痛剤に依存するようになっていたという。今はその鎮痛剤への依存症から回復しつつあると明かしています。
タウンゼントは、米ニューヨーク・タイムズ紙の新しいインタビューの中で、こう話しています。
「とても落ち込んだ時期があった。今年初めに膝の手術を受けた後、鎮痛剤に再び依存するようになったんだ。ロックスターはこうして死んでいく、(鎮痛剤/医療用麻薬の)オキシコンチンで。
何年もの間、深刻なアルコール依存症に苦しみ、その後は麻薬にも手を出した。30年以上、クリーンな状態を保っていたんだ。(最近)スペインのリハビリ・クリニックで働く親しい友人に電話をして、頭の中を整理してもらったよ。今は本当に調子が良い」
同じインタビューの中で、ザ・フーは現在、北米で『The Song Is Over』フェアウェルツアーを行っていますが、タウンゼントはバンドの将来が100%決まっていないとも話しています。
「それはロジャー次第だ。ツアーを延長しなかった場合、契約違反になるのか? もし戻ってきたら、詐欺行為になるのか?
俺は80歳だ。家族やスタジオ、愛犬、友人たちから離れるのは好きじゃない。これからの5年間を、ステージでくたばりそうになりながら過ごすつもりはないよ」