HOME > ニュース >

ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、トニー・ベネットのカヴァー集を計画中/奇数が嫌いなのでプリーストの次回作も検討中

2025/08/24 22:05掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Rob Halford
Rob Halford
ジューダス・プリースト(Judas Priest)ロブ・ハルフォード(Rob Halford)は、伝説的なポップ・ジャズ歌手トニー・ベネット(Tony Bennett)のカヴァー・アルバムをレコーディングしたいと語っています。

Ultimate Classic Rockの新しいインタビューの中で、「やりたい音楽はたくさんある」と語るハルフォード。その中には『グレート・アメリカン・ソングブック』、特にトニー・ベネットをカヴァーすることが含まれているという。

「この前、シャワーを浴びながらトニー・ベネットを歌って、自分の声を聴いていたら、“こういうことをやってみてもいいのかな?”と思ったんだよ。それから“俺はもう年寄りだ、好きなことをやっていいんだよ!”とも思った。トニー・ベネットは大好きだ。彼が亡くなったとき、多くの人と同じように悲しかった。彼はアイコンであり、道しるべのような存在だった。俺は、いろんな歌手が好きだ。声の可能性への愛は、いつも俺にとって魅力的だよ。アイデアや想像力、例えば(レディー)ガガがラスベガスでジャズをやっているときのようにね。

だから、ぜひやってみたいがどうやったらいいか分からない。もしやるなら早く動き出さないと。昔なら、こんなことは絶対にできなかった。レーベルからは“いや、これがお前だ。逸脱するな!”と言われ、マネジメントも“いや、これがお前だ。逸脱するな!”と言われていた。今はどこにいようと、やりたいことを自由にできる。音楽を受け入れ、音楽の喜びを理解する時代で、壁がないのは本当に素晴らしいことだよ」

ハルフォードも話していますが、ベネットのカヴァー・アルバムに関する具体的な計画はまだありません。

ハルフォードはプリーストの次のアルバムも検討しています。プリーストの次のアルバムについて考え始める理由について、彼はこう話しています。

「もう一枚作れば、それは20作目(のスタジオ・アルバム)になる。俺はテレビを見ていて音量を上げるとき、奇数の数字、例えば11にはできないんだ。12に上げるか10に下げるかしないと。奇数の数字は我慢できないんだ。俺はそういう人間なんだよ。俺は調和とバランスを大事にしているから、7や9や11では調和もバランスも得られない。だから、もしもう一枚(アルバム)を作るなら、それはこのバンドにとって信じられないほど素晴らしい瞬間になると思うよ。」