
Rob Halford, Ozzy Osbourne 2018
ジューダス・プリースト(Judas Priest)は先約があったため、
ブラック・サバス(Black Sabbath)と
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の最終公演『Back To The Beginning』には参加できませんでした。その代わりにプリーストはサバス「War Pigs」のカヴァーを公演にあわせて発表しました。プリーストのドラマーである
スコット・トラヴィス(Scott Travis)によると、このカヴァーには、オジー・オズボーンと
ロブ・ハルフォード(Rob Halford)のヴォーカルを収録したヴァージョンが存在しており、このヴァージョンのリリースも計画されているという。
トラヴィスは、『Rock Of Nations With Dave Kinchen And Shane McEachern』の新しいインタビューの中で、プリーストがサバスの最終公演に参加しなかったことについて、こう話しています。
「イギリスで予定されていたサバスの再結成や最終公演のことは知っていたが、ご存知の通り、俺たちはすでに、ドイツで予定されていたスコーピオンズの60周年記念公演と契約しており、出演することになっていた。同じ日だったので、オジーの公演には参加できなかったんだ。
(オジーへのトリビュートとして)サバスの曲のカヴァーを録音するのはいいアイデアだと思ったよ。もちろん、(オジーの妻でマネージャーの)シャロン・オズボーンから許可をもらったよ。そうして“War Pigs”の俺たちのヴァージョンを作ったんだ。
ブラック・サバスの公演の前だっただけでなく、オジーが亡くなる前にそれをやったのは、ちょっと不思議な感じだね。たぶん、オジーが実際に歌っているヴァージョンがリリースされると思う。ロブが一節歌い、その後オジーが一節歌うというヴァージョンなんだ。たぶんリリースされると思う。いずれにせよ、俺たちは自分たちのヴァージョンとビデオを作ったし、それは公開されている。当然ながら、オジーの訃報を受けた時、俺たちはツアーの真っ最中だったんだけど、本当に衝撃的だったよ」