
Jazz Band Plays Impromptu Concert Inside a Plane for Frustrated Passengers During Flight Delays
飛行機の深刻な遅延で、ほとんどの乗客が限界状態にある中、不満を募らせる乗客のために、その飛行機に搭乗していたジャズ・バンドが機内で即興コンサートを開催して話題に。
米TV番組『Good Morning America』によると。人気サックス奏者の
デイヴ・コーズ(Dave Koz)とサマー・ホーンズは、セントルイスからシアトルへ向かう途中、飛行機内で3時間足止めを食らいました。遅延や迂回、スタッフの勤務時間切れなど数々のトラブルに見舞われたという。
即興コンサートは、彼らの飛行機がアイダホ州ボイジーに迂回した後、滑走路に停まっている時に起こりました。コーズによると、その時点でほとんどの乗客が「限界状態」にあったそうで、見かねた客室乗務員が彼らに機内で演奏できないか尋ねてきたと、『Good Morning America』のインタビューの中で振り返っています。サックス奏者のマーカス・アンダーソンはこう話しています。
「(客室乗務員の)シャーリーンが“皆さん、演奏できますか?”と尋ねてきたんだ。僕たちは楽器を取り出し、みんなワクワクしていた。(彼らを撮影するために)携帯電話が次々と登場してたよ…僕たちは飛行機の中で素晴らしいコンサートを届けようと思ったんだ」
彼らは、公演のセットリストから、スティーヴィー・ワンダーの「You Haven't Done Nothing」を選び、即興コンサートで披露しました。
「バンドメンバーも、ギターやベースを取り出せなかった人も、皆で参加して、手拍子を打ってくれた」とコーズは言い、「人々は拍手をして、素晴らしい雰囲気だったし、素晴らしいエネルギーだった」とアンダーソンは付け加えいます。