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ジョン・マクラフリンが考える「最も過小評価されているギタリスト」はマウンテンのレスリー・ウェスト、ジェフ・ベックについても語る

2025/08/20 18:25掲載(Last Update:2025/08/20 19:37)
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John McLaughlin (Image credit: Getty Images/Jim Bennett)
John McLaughlin (Image credit: Getty Images/Jim Bennett)
ギター・レジェンドのジョン・マクラフリン(John McLaughlin)が「最も過小評価されているギタリスト」と考えているのは、マウンテン(Mountain)レスリー・ウェスト(Leslie West)。MusicRadarの新しいインタビューの中で、最も過小評価されているギタリストは誰かと尋ねられたマクラフリンは、ためらうことなく、こう答えています。

「レスリー・ウェスト。覚えてる?マウンテンのね。ニューヨークで彼らのライヴを観に行ったんだけど、その時はレスリー・ウェストのことは知らなかった。彼のギター演奏をいくつかの作品で聴いたことはあったけどね。本当に素晴らしかったよ。彼はもう亡くなってしまったが、彼はまさに知られざるヒーローだったと思うよ」

そのマクラフリンは、ジェフ・ベック(Jeff Beck)から「同世代で最高のプレイヤー」と称賛されていました。マクラフリンはベックについて、こう振り返っています。

「ジェフは素敵な人だった。あらゆる面で傑出していた。彼の演奏スタイルは独特だったよね? 70年代に共演し始めた頃も、そしてその後も、ジャムセッションでもスタジオでも、彼と演奏するのはいつも刺激的だった。彼の指先から魔法が生まれた。完璧な演奏で、彼の音色はすごく滑らかだった。技術も音色もすべてが完璧で、センスも抜群だった。僕のiPhoneに入れてるギタリストのアルバムはほとんどないけど、ジェフのは入ってるよ。

みんな僕の意見に同意してくれると思う。エリック・クラプトンも、他のどんなギタリストたちも、ジェフが最高だったと同意してくれはずだ。みんな彼がいなくて寂しい。でも結局はみんな同じところに行くんだから、生きている間は笑っていた方がいい。そんな感じだね」