Rob Halford, Ozzy Osbourne 2018
ジューダス・プリースト(Judas Priest) の
ロブ・ハルフォード(Rob Halford) は、米デトロイトのラジオ局WRIFのMeltdownの新しいインタビューの中で、
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne) の死去について語っています。
「オジーの亡くなった日に電話がかかってきた。イングランドのリーズにいたと思うけど、ホテルの部屋で電話を置いて、丸くなって何時間も泣きじゃくった。信じられなかった。今でも信じられない。多くの人と同じように今も悲しんでいるよ。
翌日にはライヴがあった。神よ、この悲劇と愛をどう受け止めればいいのか? こんなに溢れ出る愛を見たことがなかった。ライヴ当日、(オジーに)追悼の意を表する曲にたどり着いた。アルバム『Invincible Shield』に収録されている“Giants In The Sky”って曲で、この曲は音楽を通じて愛した人々が美しい場所へ旅立ったことを歌っている。レミー(モーターヘッド)、ロニー(ジェイムス・ディオ)、ポール・ディアノ(アイアン・メイデン)、ジル(ジェイナス/ハントレス)、クリス(コーネル/サウンドガーデン)、そしてジャニス・ジョプリンやフレディ・マーキュリーなど偉大な人たちを讃えているんだ。
そしてそのライヴでは最後にオジーを加えた。みんなに言ったんだ、理解しきれないことが多すぎて本当に辛いけど、オジーならこう言うだろうってね。“パーティーしよう。ロックンロールしよう。人生を楽しもう。楽しもうぜ”って。それが彼の心であり、魂であり、精神だった。彼と一緒にライヴをやるたびに、終わった後、彼はいつもこう言ってくれた。“楽しかったか?”と。“ああ、楽しかったよ”“本当に楽しかったか?”って。彼がファンやみんなに向けて放ったもの、その寛大さや思いやり、音楽で成し遂げた素晴らしいことすべてにおいて、彼はまさに優しさの体現者だったんだ。
今、彼のことを話せるのは素晴らしいことで、これからもずっと彼のことを話し続ける。俺がいつもロニーやレミーのことも話すようにね。彼らはみんな俺の友人だ。俺たちは彼らを称えなければならない。そうすることが悲しみを乗り越える助けになる。思い出を振り返り、喜びを思い出し、楽しかった時を思い出す。それがオジーに対して俺たちがこれからもずっと続けていくことだ」
オジーと最後に話した時や連絡を取った時のことを覚えているかと聞かれ、ハルフォードはこう答えています。
「たまにメッセージをやり取りしていた。彼は俺が尊敬してやまない一人だからね。今でもアリス(クーパー)のことを尊敬しているよ。“なんてこった、アリス・クーパーだ”ってね。オジーのそばにいる時も同じ気持ちだった。彼は並外れた個性を持っていたからね。彼とはしばらく連絡を取り合っていなかったが、俺にはサバスで彼のために歌う機会を二度ももらった素晴らしい思い出がある。最近では“War Pigs”をカヴァーする機会もあった。この曲は、今でも俺たちのライヴのオープニングで演奏しているけど、あれは史上最高のメタル曲の一つだよ。だから、彼との繋がりは決して切れることはないんだ」
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