HOME > ニュース >

ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラー 新型コロナに3回感染しそれが自身のギタースキルにどのような影響を与えたのか語る

2025/08/19 20:36掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Mark Knopfler
Mark Knopfler
ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)マーク・ノップラー(Mark Knopfler)は、新型コロナウイルスに3回感染し、それが自身のギターのスキルにどのような影響を与えたのかを、米Guitaristの最近のインタビューの中で語っています。

ダイアー・ストレイツの大ヒット・アルバム『Brothers in Arms』(1985年)の発売40周年にあわせたインタビューで、「今、“Brothers in Arms”を演奏するとしたら違う風に弾きますか?」と尋ねられたノップラーはこう話しています。

「今はおそらくあんなに上手く弾けないだろうね。でも、近いうちに本気で練習に打ち込んで、ちゃんとした演奏に戻りたいと思っている。コロナでかなりペースが落ちてしまった。三回も感染したからね。しばらくギターから離れていると指先が柔らかくなって、少し技術が鈍る。今は上達できるのが本当に楽しみだよ。

おそらく、怠けたテクニックが身についてしまうんだ。僕はいつもそう。ハーフコードとかね。ギターの先生はきっと喜ばないだろうね。僕のやっていることは何でもギターの先生を喜ばせないと思うよ」

Q:ギタリストは人生を通じて、ずっと上達し続けることができると思いますか?

「“上達”かどうかは分からない。新しいことに刺激を受けていく感じだと思う。終わりはないんだ。学びたいと思えば、全てがそこにあるんだよ」

Q:今、ギターショップのショーウィンドウを見たら、若い頃のようにワクワクしますか?

「もちろん。今でもバイクを見るために道路を渡る。ギターも同じだよ。どうしてだろうね? 子供のままなんだね。でも、ある程度の執着心のような情熱は必要だと思う。それが何であろうとね。

例えば、週25万ポンド稼いでいたとしても、サッカーを愛していなければ、どうやってサッカーで成功することができるのか? 好きじゃなければ、それは表に出る。執着心のような情熱は必要だ。みんなはそんな人たちに惹かれるんだ。そういうマニアックな人たちを見るのが好きなんだよ」