
Ozzy and Sharon Osbourne - documentary『Ozzy Osbourne: Coming Home』
英BBCは、
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の最後の数年間を撮影したオフィシャル・ドキュメンタリー『Ozzy Osbourne: Coming Home』を8月18日に放送する予定でしたが、放送の数時間前に延期を発表しました。BBCは延期の理由を発表し、「放送するのをもう少し待ってほしい」という遺族の意向を尊重するため、直前に延期を決めたと説明しています。
BBCは「困難な時期にあるオズボーン家の方々に心からのお悔やみを申し上げます。私たちは、この特別な作品の放送を、もう少し待ってほしいという家族の希望を尊重しています。新しい放送日は追ってお知らせします」とコメントしています。
ドキュメンタリー『Ozzy Osbourne: Coming Home』は60分番組で、2022年から2025年にかけて撮影されました。
「オジーの人生の最後の章を感動的かつインスピレーションあふれる形で描いた」と宣伝されているこの作品では、オジー、彼の妻でマネージャーのシャロン、二人の子供ケリーとジャックを含むオズボーン家がアメリカからイギリスへ帰国する準備を進める姿、そして、オジーが今年7月5日に故郷のバーミンガムで開催された最後のコンサート『Back To The Beginning』の準備を進める姿が、これまで未公開だった映像で収められています。
BBCドキュメンタリー部門の責任者クレア・シルリーは次のようにコメントしています。
「オジーとその家族と共に撮影する機会をいただき、大変光栄に思います。この作品は、彼らがイギリスへ帰国する準備を進める中での親密な旅路を捉えています。この作品では、家族のひとときやユーモア、振り返り、そしてオジーを世界的なアイコンにした不屈の精神が映し出されています。この作品がオジーのファンや視聴者の皆様に、彼の並外れた人生を思い出し、祝福する中で慰めと喜びをもたらすことを願っています」
『Ozzy Osbourne: Coming Home』は当初、2022年にシリーズ作品として企画されましたが、オジーが晩年に健康問題と闘う中で1時間作品に改編されました。