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オジー・オズボーン・バンド結成時 別のギタリストをクビにしてランディ・ローズを迎えた経緯をボブ・デイズリーが回想

2025/08/18 19:54掲載
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Ozzy Osbourne - Randy Rhoads by Ross Halfin
Ozzy Osbourne - Randy Rhoads by Ross Halfin
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)は1979年、ソロ活動を開始するために自身のソロ・バンドのメンバーを自宅に招いた。そこにはまだランディ・ローズ(Randy Rhoads)はいなく、オジーは別のドラマーとギタリストを家に呼んでいた。当時呼ばれていたベーシストのボブ・デイズリー(Bob Daisley)は新しいインタビューの中で、その別のドラマーとギタリストではなく、ローズがメンバー候補に挙がり、最終的に加入を打診された経緯について振り返っています。

デイズリーは、ジョニー・ビーンとのインタビューの中で、こう話しています。

「(オジーと楽しそうに写った写真を見て)それがまさに状況を象徴しているよ。あの頃はそういうことが本当に多かったんだ。オジーと俺はよく一緒に笑い合っていた。俺たちはユーモアのセンスがとても似ていたんだ。会って仕事を始めた瞬間、すぐに意気投合したよ。

彼の家に初めて行ったのは1979年だったと思う。バンドを結成しようと決めたのもその時で、ランディはまだそこにいなかった。オジーは別のドラマーとギタリストを家に呼んでいた。誰だったかは覚えていないけど、オジーは彼らがバンド・メンバーになる予定だと言っていた。

俺は彼に“彼らはいい奴らで腕も悪くないけど、世界クラスとは思えない”と言った。すると彼はその場で彼らをクビにした。それで彼はロサンゼルスで見たギタリスト、ランディ・ローズのことを話してくれて、彼が音楽教師だと教えてくれた。俺は“じゃあ彼を呼ぼう”と言ったんだ」

オジーはランディを呼ぶことに前向きでしたが、音楽業界の面倒な部分が、良いアイデアに水を差したという。

「最初は(シャロン・オズボーンの兄弟でドン・アーデンの息子)デヴィッド・アーデンがランディを呼ぶのを嫌がった。“いや、彼は無名だ。若すぎるし、イギリス人じゃない。イギリスを拠点にすべきだ。知名度のある人がいい”とか、そんな感じだった。当時オジーはちょうどサバスを抜けたばかりで、俺はレインボーを辞めたばかりだった。

でも最終的にはデヴィッドを説得してランディを呼ぶことにした。そうして3人になった時、ドラマーのオーディションを始め、リー(カースレイク)が最後のピースとなったんだよ」