『スーパーマン』ゾッド将軍役　俳優テレンス・スタンプ死去

クリストファー・リーヴ主演の『スーパーマン』シリーズでゾッド将軍を演じた、英国人俳優のテレンス・スタンプが死去。家族が声明を発表。87歳でした。

スタンプの家族は、ロイター通信に対して、スタンプが8月17日（日）に亡くなったことを発表しました。以下、声明より

「彼は俳優として、そして作家として、今後何年にもわたって人々に感動とインスピレーションを与え続ける素晴らしい作品を残しました。この悲しい時期に、プライバシーを尊重していただけますようお願い申し上げます」

テレンス・スタンプは1962年に『奴隷戦艦』で映画デビュー、ゴールデングローブ賞最優秀新人賞を獲得し、アカデミー助演男優賞にもノミネートされた。1965年、ウィリアム・ワイラー監督の『コレクター』の誘拐犯役でカンヌ国際映画祭 男優賞を受賞した

主に悪役として知られたスタンプは、クリストファー・リーヴ主演の『スーパーマン』シリーズではゾッド将軍を演じた。スタンプの他の主な出演作には、『悪魔の首飾り』（1967年）『プリシラ』（1994年）、『イギリスから来た男』（1999年）、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』（1999年）、『ホーンテッドマンション』（2003年）、『エレクトラ』（2005年）、『ウォンテッド』（2008年）、『ワルキューレ』（2008年）などがある。

ザ・スミスは1984年のシングル「What Difference Does It Make?」のジャケットに、映画『コレクター』に出演したスタンプの写真を使った。当初、スタンプはこの写真の使用を拒否し、一部のプレス盤にはモリッシーがこの写真を再現されたものが使用された。その後、スタンプは考えを変え、同シングルはオリジナル・ジャケットに戻った。

■シングル「What Difference Does It Make?」

オリジナル：テレンス・スタンプ版


差し替え：モリッシー版