HOME > ニュース >

UFO『No Place to Run』 ボーナス・ディスク付き最新リマスターエディション全曲公開

2025/08/15 01:35掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
UFO / No Place to Run
UFO / No Place to Run
ブリティッシュ・ハードロック・バンド、UFOが1980年にリリースした通算8作目のスタジオ・アルバム『No Place to Run』。ボーナス・ディスクを追加した最新リマスター・ヴァージョンがストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。







このエディションは海外で8月15日発売。CD2枚組と180グラム重量盤アナログレコード3枚組でリリースされます。リイシュー元はChrysalis Records。

『No Place to Run』は、脱退したマイケル・シェンカーに代わってポール・チャップマン(Paul Chapman)がリードギターを務めた最初のスタジオ・アルバム。ビートルズで知られるジョージ・マーティン(George Martin)がプロデュースを担当しており、レコーディングはカリブ海のモンセラに新設された彼のAIRスタジオで行われました。

UFOのシンガー、フィル・モグ(Phil Mogg)はプレスリリースで今作を、こう振り返っています。

「『No Place To Run』のレコーディングで印象に残っているのは、UFOとジョージ・マーティン(彼はとても素敵な人でした)の完全なミスマッチだった。それを最もよく表しているのは、ジョージが(サウンドエンジニアの)ジェフに“さて、ジェフ、6時だ、ベランダで G&T(ジン・トニック)を飲もう”と言ったときだ。なんて上品なんだ!」

今回のリイシューでは、オリジナル制作テープからAIR Masteringで新たにリマスターされたオリジナル・アルバムに加え、1980年11月16日にロンドンのマーキーで録音されたライヴ・アルバム『Live At The Marquee, London, November 16th 1980』の、これまで未発表の新しいミックスも収録されます。このライヴ盤のミックスは、著名なエンジニア、ブライアン・キーヒューがオリジナルのマルチトラック・テープからミックスしたものです。この公演の音源で、これまで公式にリリースされたのは「Lettin' Go」「Mystery Train」「No Place To Run」の3曲のみで、残る11曲はこれまで未発表でした。

CD、アナログ盤共にマイケル・ハンによる新しいライナーノーツが収録されており、モグとドラマーのアンディ・パーカーのインタビューも掲載されています。
■『No Place to Run』

LP1 / CD1: No Place To Run - 2025 Remaster

01. Alpha Centuri
02. Lettin' Go
03. Mystery Train
04. This Fire Burns Tonight
05. Gone In The Night
06. YoungBlood
07. No Place To Run
08. Take It Or Leave It
09. Money, Money
10. Anyday

LP2 & LP3 / CD2: Live at The Marquee, London, November 16th, 1980 - Newly Mixed / Previously Unreleased

01. Introduction
02. Chains Chains
03. Lettin' Go
04. Long Gone
05. Cherry
06. Only You Can Rock Me
07. No Place To Run
08. Love To Love
09. Hot And Ready
10. Mystery Train
11. Too Hot To Handle
12. Lights Out
13. Rock Bottom
14. Doctor Doctor