Saving Grace, photo by Tom Oldham
ロバート・プラント(Robert Plant) を中心に2019年に結成されたバンド、
セイヴィング・グレイス(Saving Grace) 。デビューアルバム『Saving Grace』(ロバート・プラント名義)から「Gosepl Plough」が先行公開されています。この曲は伝統的なアフリカ系アメリカ人の霊歌のカヴァーで、アレンジはプラントとセイヴィング・グレイスが行っています。
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アルバムは海外で9月26日発売。リリース元はNonesuch Records。
プレスリリースによると、プラントはこのアルバムを「失われたもの、そして見つけたものの歌集」と表現しています。本作には、さまざまなアーティストのカヴァー曲が収録されています。
以下、プレスリリースより。
「セイヴィング・グレイスの構想は、ロックダウン中の“The Shire”で始まりました。プラントが慣れ親しんだ放浪がほぼ禁止されていた時期です。プラントはイングランドの田舎で、この多様なミュージシャンたちとのつながりを深めました。彼らはそれぞれの経験を通じて、プラントが愛してやまない叙情的な楽曲の世界に共感を抱いていました。プラントとセイヴィング・グレイス(ヴォーカリストのスージー・ディアン、ドラマーのオリ・ジェファーソン、ギタリストのトニー・ケルシー、バンジョー&弦楽器奏者のマット・ウォーリー、チェリストのバーニー・モース=ブラウン)は過去6年間、様々なスタイルと個性が織りなすワークショップのように成長し、時と状況を楽しみながら自由に駆け抜けてきました。
プラント:
『僕たちは本当によく笑う。それが僕に合っていると思う。笑うのが好きなんだ。何事もあまり真剣に受け止める理由が見つからない。僕は疲れ果てた人間ではない。この全体的な甘さ...メンバーは皆、優しい人たちで、これまで表現できなかったことを全て表現している。彼らは独自のスタイルを確立し、一緒に非常に興味深い場所にたどり着いたようだよ』
ロバート・プラントとセイヴィング・グレイスによってプロデュースされ、2019年4月から2025年1月にかけてコッツウォルズとウェールズ国境地帯で録音された『Saving Grace』は、100年前の音楽のコレクションに新たな命を吹き込みました。メンフィス・ミニー、ボブ・モズレー(モービー・グレープ)、ブラインド・ウィリー・ジョンソン、ザ・ロー・アンセム、マーサ・スキャンラン、サラ・シスキンド、ミミ・パーカー、Lowのアラン・スパーホークなどが楽曲を再解釈しています」
以下は以前に公開された映像
「Everybody's Song」のミュージックビデオ。米スロウコア/インディ・ロック・バンド、
ロウ(Low) のカヴァー
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■『Saving Grace』
01. Chevrolet
02. As I Roved Out
03. It’s A Beautiful Day Today
04. Soul Of A Man
05. Ticket Taker
06. I Never Will Marry
07. Higher Rock
08. Too Far From You
09. Everybody’s Song
10. Gospel Plough