エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)が1983年に発表したソロ・アルバム『Twang Bar King(邦題:僕はいつもギター少年)』には、ギターでクジラの音を再現した「Ballet For A Blue Whale」が収録されています。ブリューは自身が再現したのは、曲名にあるシロナガスクジラ(Blue Whale)の音だと思っていましたが、実はザトウクジラ(Humpback whale)の音だったと専門家から指摘されていたという。Guitar Worldの新しいインタビューの中で、振り返っています。
「お気に入りの奇抜なギターサウンドはありますか?」と尋ねられたブリューはこう話しています。
「真っ先に思い浮かぶのは、2ndソロアルバム『Twang Bar King』のために書いた“Ballet for a Blue Whale”だね。ギターを実際のクジラの音のように鳴らしたかったんだ。専門家からは、それはシロナガスクジラではなくザトウクジラの音だと指摘されたけど、“Blue Whale”の方が芸術的だからね! その音をどう再現するか考えるのは大変な作業だった。