
Ozzy Osbourne at Back to the Beginning (c)Ross Halfin
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)は、
ブラック・サバス(Black Sabbath)と自身の最終公演『Back To The Beginning』を終えた夜、「こんなに多くの人が自分のことを好きだなんて、全く知らなかったよ」と、彼の妻でマネージャーのシャロン・オズボーンに話していました。シャロンは、オジーが亡くなる5日前の7月17日に行われたPollstarのインタビューの中で、最終公演について振り返っています。
「オジーはこの最終公演について満足していたのでしょうか?」と尋ねられたシャロンは、こう話しています。
「彼はその夜、振り返って、私にこう言いました。“こんなに多くの人が自分のことを好きだなんて、全く知らなかったよ”と」
どうして気づかなかったのでしょうか?
「オジーはいつも自分の世界の中にいたから」
シャロンは最終公演について、こう振り返っています。
「大成功でした。素晴らしいイベントでした。たぶん、引退公演をストリーミング配信して慈善団体に寄付するのは初めてのことだと思う。ああやって“さよなら”と言ったのは初めてで、長いキャリアを終えるには完璧な方法でした。オジーが大きなイベントなしで消えてしまうのは絶対に嫌でした。すべてが始まった場所に戻り、彼のお気に入りのスタジアム(ヴィラ・パーク)で、愛する(サッカーチーム)アストン・ヴィラのホームスタジアムで終えるのは、最高の方法でした。まさに完璧でした」
またシャロンは当日のソーシャルメディアの反応に驚いたという。こう続けています。
「ソーシャルメディアの反応は本当に凄かった。信じられないほどでした」
シャロンはインタビュアーが「ザック・ワイルドとまた一緒にステージに立っているのを見られて嬉しかったです」と言ると、こう話しています。
「本当に素晴らしかった。ただただ感動しました」
さらにはインタビュアーが「サバスも最高でした。オジーのためだけでなく、サバスとしても、あのやり方が正解だったと思います」と言うと、こう話しています。
「ええ、本当に。オジーがビル・ワードとまた一緒に演奏できたことは、彼にとって、とても感情的な瞬間だったと思います」
シャロンはこのインタビューの中で、メタルファンに感謝を伝えています。
「メタルファンは世界で最も忠実なファンです!一度ファンになると、一生そのままです。どこにも行きません」