ジョーン・バエズ、グラハム・ナッシュ、ショーン・レノン、ジェームズ・キャメロン、マイケル・ダグラス、ジョージ・タケイを含む、音楽、映画、テレビおよび関連業界の著名人たちは、広島・長崎原爆投下から80年を迎えることにあわせ、核の脅威の高まりについて警告する公開書簡に署名しました。この書簡は8月6日付のニューヨーク・タイムズ紙とVariety誌に掲載されています。
「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ:核兵器のない未来を求める文化の担い手たち」という見出しで始まる書簡は次のように述べています。
「80年前、原子爆弾が広島と長崎を破壊し、何十万人もの命を奪い、歴史の流れを変えました。…現在、専門家たちは核兵器が再び使用されるリスクが、偶発的であれ意図的であれ、かつてないほど高まっていると指摘しています。核兵器を保有する地域では紛争が激化しており、核兵器をめぐる争いさえも起きています。
世界の核兵器数を制限する唯一の条約は、あと6か月で失効します。新たなテクノロジーとAIは、すでに複雑化しているシステムに新たな未知のリスクをもたらしています。私たちは、破滅を脅かすことで安全が保たれるという荒唐無稽な前提のもと、高コストで危険な新たな軍拡競争に陥っています。しかし、結末はまだ決まっていません、創造的なコミュニティが、核の瀬戸際から私たちを引き戻す上で主導的な役割を果たす必要があります」
この書簡には、彼らの声、プラットフォーム、リーダーシップ、ストーリーテリングの専門知識を使って、核兵器がもたらす危険性に注意を喚起し、核兵器のない、より安全な未来を人々が想像できるようにすることを誓う誓約も含まれています。
この書簡に署名した人物には
Joan Baez, Graham Nash, Sean Ono Lennon, Allison Russell, Auli’i Cravalho, Josh Gad, Rosanna Arquette, Lawrence Bender, Kathryn Bigelow, Yvette Nicole Brown, James Cameron, Alan Cumming, Michael Douglas, Walton Goggins, Topher Grace, Clark Gregg, Harry Hamlin, Matthew Modine, Julianne Moore, Olivia Munn, Lisa Rinna, Martin Sheen, George Takei, Emma Thompson and Lily Tomlin
などがいます。
この声明は、広島と長崎の知事、そして元米国エネルギー長官で核脅威イニシアチブ(NTI)の共同議長兼最高経営責任者(CEO)であるアーネスト・モニズも支持しています。