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LA山火事で自宅が全焼したプライマスのラリー・ラロンデ 「自宅にはギターは58本くらいあった」 長年収集してきたギターの大半を失ったと語る

2025/08/06 18:11掲載
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Larry LaLonde
Larry LaLonde
1月に米ロサンゼルスで発生した山火事で自宅が全焼した人の中に、プライマス(Primus)のギタリスト、ラリー・ラロンデ(Larry LaLonde)がいます。彼は米Guitar Worldの新しいインタビューの中で「まだ正確な数は把握できていないが、最後に確認した時には自宅にはギターは58本くらいあった」と語り、長年にわたって収集してきたギターの大半を失ったと語っています。

「それが一番ショッキングなことの一つだよ…まだ正確な数は把握できていない。最後に確認したときは、ギターは58本くらいあった。本当にたくさん。レコーディング用のスタジオ機材もね…。

人生で一番馬鹿なことをやってしまったんだ。12ギガのハードドライブを机の上に置いていた。こういう状況の時のために置いていたのに、家から荷物を運び出す際に20回くらいその横を通り過ぎたのに、気づかなかったんだ。

ハードドライブを持っていくことは思いつかなかった。本当に世界で一番馬鹿げたことをしてしまった。なんで、そんな精神的なブロックがあったのか分からない。だってそれが目的なものだったんだから。それはちょっと残念だった。あれが一番クレイジーな出来事だったな」

特に思い入れのあるギターが失われたかどうかについて、ラロンドはこう答えています。

「プライマスの最初のアルバムすべてで弾いたストラトがあった。『Sailing on the Seas of Cheese』でも弾いていたギターだよ。高校時代からずっと使っていたギターだったんだけど、あの火事で失った。

“ここからとにかく逃げなきゃ”と思った時に最初に掴んだのは、(ラッシュの)アレックス・ライフソンがくれたダブルネックギターだった。家から持ち出せたものもあったけど、多くは無理だった。特に思い出深いのは、PRSを弾き始めるまで使っていたあのストラトだね」