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リッチー・ブラックモアは今、3つの健康問題と闘っている 妻キャンディス・ナイト明かす

2025/08/06 17:06掲載
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Blackmore's Night
Blackmore's Night
リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)は数年前に心臓発作を起こしました。彼の妻でブラックモアズ・ナイト(Blackmore's Night)でも一緒に活躍するキャンディス・ナイト(Candice Night)は、ポッドキャスト『Iron City Rocks』の新しいインタビューの中で、リッチーの現在の健康状態と、ブラックモアズ・ナイトのツアー再開の可能性について語っています。

「リッチーの素晴らしいところの一つは、自分の体の状態をよく理解していて、常に管理し、常に最善を尽くしていること。本当に助かる。もし管理ができていないときは、私がしつこく注意して管理させるんだけど、そういうのは彼は嫌いなのよ。でも少なくとも誰かがやっているわけで、例えば食事に気をつけるとか、そういうことをやっています。

彼には現在、主に三つの問題があります。まずは心臓の問題。数年前に心臓発作を起こしたので、それを常に注意しています。

彼は痛風も患っていて、それは難しい。足にひどく影響しているし、さらに人さし指にも症状が出始めていて、動きが悪くなっているので、最近注射を受けました。

そしてもちろん、ずっと問題になっている背中のこともあります。心臓の問題を抱えてからは背中の注射はしていません。すべてが相互に影響し合っている状態。だから彼は大変なのよ。でも今は、そういったことに関して非常に賢明になっています」

リッチーがツアーを続けることがなぜ大変なのかについて、キャンディスは次のように説明しています。

「飛行機での移動自体はそれほど問題ではありません。正直なところ、飛行機に乗る前や乗った後のストレスや、移動中の長時間ずっと座っていることが一番の問題なのです。それが彼の背中や体全体に影響を与えますし、時差ボケも心臓に負担をかけることもあります。そういったすべてのことが重なっています。

JFK(ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港)に到着してトランサット便に乗るために列に並ばなければならないこと、そして到着後にセキュリティチェックや税関検査の列に並ばなければならないこと、その全てが健康な人でもかなりの負担になる。ましてや80歳でこうした問題を抱えている人なら、なおさらです。

でも昨日、彼が私にこう言いました。リッチーの場合、何かを強要しようとするとすぐに“ノー”と言う。まるでティーンエイジャーみたいに。今、私は3人のティーンエイジャーを相手にしています。でも少しずつそういう態度に対処する方法を学んできました。彼が気づくのを待ったり、少しずつ種をまいて、話す準備ができるのを待っているんです。そうしたら彼が“秋にブラックモアズ・ナイトの公演をやるのはどう?”と言ってくれました。もちろん私はすごく興奮しました。だから今はエージェントに連絡しなきゃいけません。

彼は、車でいける場所がいいと言っています。(公演の)次の日は休みを取るんです。5日連続でライヴをやる時代は終わりました。それは本当に過酷すぎます。誰にとってもそれは大変すぎます。私たちはツアーバスもプライベートジェットも持っていません。どこかに行くときは私が運転します。だからミニロードトリップみたいなものですが、実際は現地に着いたら、その夜は休むだけです。会場に近ければいいんだけど。会場に着いて、戻って、その夜はぐっすり眠ります。ホテルで工事やメンテナンスをしていたり、メイドに朝の7時に起こされたりしていなければいいのですが。そして次の場所に移動して移動日を過ごす。とてもゆっくりしたペースでやっています。正直なところ、何もしないよりは何かをやる方がずっといいです」