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スパンダー・バレエの再始動は実現可能なのか?元ヴォーカリストのトニー・ハドリー「うまくいくとは思えない」

2025/08/05 19:13掲載
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Spandau Ballet / 40 Years - The Greatest Hits
Spandau Ballet / 40 Years - The Greatest Hits
スパンダー・バレエ(Spandau Ballet)の再始動は実現可能なのか? バンド・メンバーのゲイリー・ケンプ(Gary Kemp)は、2017年にバンドを脱退した元ヴォーカリストのトニー・ハドリー(Tony Hadley)と共にリユニオン・ツアーをしたいと2025年初めに発言していましたが、ハドリーはClassic Popの新しいインタビューの中で「うまくいくとは思えない」と話しています。

ハドリーは、ケンプの発言について知らなかったそうで、「本当に?それは初耳だ」と話したあと、こう続けています。

「うまくいくとは思えない。ゲイリーもマーティン(ケンプ)もジョン(キーブル)も8年会っていない。多少連絡を取り合っているのはスティーヴ(ノーマン)だけだ。

楽しい時もあったけど、残念ながら辛い時もあった。それが人生というものだ。最後のツアーでは楽しい時間を過ごしたけど、残念ながらジョンが病気になってしまい、彼がいなくなってからは以前とはまったく違うものになってしまった。それはつらいことだった。

ゲイリー、マーティン、ジョンの幸運を祈っているよ。僕は自分のやっていることに満足している。今の自由が気に入っている。スウィングからロックまで幅広くできるのが嬉しい。バンドの枠の中では、それはできないからね」

ハドリーは、スパンダー・バレエの「Gold」が大ヒットとなり、この曲が今も人気なのは、みんなが歌いやすいからだと考えています。

「“Gold”は失敗しない曲だ。歌っている最中に気が散ってしまうことがある。突然、我に返って“あれ、2番の歌詞は何だっけ?”と思う時もある。そういうときは“よし、みんなで歌ってくれ”ってやり過ごすんだよ(笑)」