ベリンダ・カーライル　新カヴァー・アルバムからハリー・ニルソン「One」のカヴァー公開

ゴーゴーズ（The Go-Go's）のベリンダ・カーライル（Belinda Carlisle）の新しいソロ・アルバムはカヴァー・アルバム『Once Upon A Time In California』。このアルバムから、スリー・ドッグ・ナイト（Three Dog Night）のヴァージョンがヒットしたことでも知られる、ハリー・ニルソン（Harry Nilsson）「One」のカヴァーが公開されています。



アルバムは海外で8月29日発売。リリース元はDemon Music label。

新作のリリースは2023年のEP『Kismet』以来。フル・スタジオ・アルバムのリリースは2017年の『Wilder Shores』以来です。

ロサンゼルスでレコーディングされた本作は、2017年のアルバム『Wilder Shores』でもコラボレーションしたゲイブ・ロペスがプロデュースを手がけています。

カリフォルニア出身のカーライルが、若き日のカリフォルニアの黄金サウンドを通じて深く個人的な旅をたどるカヴァー・アルバムで、彼女自身の音楽的アイデンティティを形作ったヴィンテージ・ポップカルチャーへの心からのトリビュート作品となっています。

アルバムはバート・バカラック＆ハル・デヴィッドの名曲「Anyone Who Had A Heart」の再解釈ヴァージョンで幕を開け、カーペンターズ「Superstar」、ゴードン・ライトフット「If You Could Read My Mind」、ジム・クロウチ「Time In A Bottle」、ハリー・ニルソン「Everybody's Talking」、アルバート・ハモンド「The Air That I Breathe」、マーマレード「Reflections Of My Life」など、数々のアーティストに敬意を表しています。

収録曲のうち3曲（「Superstar」「If You Could Read My Mind」「Get Together」）は、以前の別のコレクションにも収録されていましたが、10曲すべてが1枚のアルバムに収録されるのは今回が初めてです。

カーライルはこのアルバムについて、こうコメントしています。

「私はカリフォルニアで生まれ育ち、音楽がカリフォルニア文化の重要な一部だった時代を過ごしました。その音楽を聴くと、あの時代やカリフォルニアの思い出がたくさんよみがえります。私の夢の中のカリフォルニアに乾杯！」

以下は以前に公開された音源・映像

ヤングブラッズ（The Youngbloods）のカヴァーでも知られるチェット・パワーズ（Chet Powers）作「Get Together」のミュージックビデオ


ホリーズ（The Hollies）「The Air That I Breathe」のカヴァー

■『Once Upon A Time In California』

1 Anyone Who Had a Heart
2 If You Could Read My Mind
3 One
4 Never My Love
5 The Air That I Breathe
6 Time in a Bottle
7 Superstar
8 Everybody's Talkin'
9 Get Together
10 Reflections of My Life