ジャンクヤードのフロントマン　デヴィッド・ローチ死去

米ロサンゼルスのハードロック・バンド、ジャンクヤード（Junkyard）のフロントマンであるヴォーカリストのデヴィッド・ローチ（David Roach）が死去。バンドはSNSで、ローチが、がんとの闘病の末、8月1日に亡くなったことを発表しています。

以下、声明より

「デヴィッド・ローチの逝去を深い悲しみとともにお知らせいたします。

がんとの勇敢な闘いの末、デヴィッドは昨夜、自宅で愛する妻の腕の中で安らかに息を引き取りました。

彼は才能あふれるアーティスト、パフォーマー、ソングライター、シンガーでしたが、何よりも献身的な父親であり夫であり兄弟でした。

ローチ家の皆様と彼を愛したすべての方々に心よりお悔やみ申し上げます」

デヴィッド・ローチは2025年2月、進行性のがんと診断されたことを公表し、その後、「頭部、首、喉に及ぶ進行性の扁平上皮癌」と闘病していることを明かしていました。

ジャンクヤードは、1987年にロサンゼルスで結成されたバンドで、ローチは結成当初からフロントマンとして活躍。1989年、ジャンクヤードはGeffen Recordsからセルフタイトルのデビューアルバムをリリース。収録曲の「Hollywood」はMTVやロックラジオで頻繁に放送され、1980年代後半のロサンゼルスから登場したロックバンドの先駆的な存在として注目された。同じくGeffen Recordsと契約したガンズ・アンド・ローゼズとはよく比較された。

ジャンクヤードは1992年に一旦解散するが、2000年にローチを含めたメンバーで再結成。日本やヨーロッパでもツアーを行った。