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クリストファー・クロスとエリック・ジョンソンの友情の始まりはリッチー・ブラックモアの入院だった エリック回想

2025/08/01 19:48掲載
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Eric Johnson, Christopher Cross
Eric Johnson, Christopher Cross
クリストファー・クロス(Christopher Cross)はかつて、ディープ・パープル(Deep Purple)リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)が食中毒になって入院した際にライヴで代役を務めたことがありました。この公演のオープニング・アクトを務めたバンドのギタリストはエリック・ジョンソン(Eric Johnson)でした。クロスとジョンソンの2人はこの公演で初対面し、今も続く友情が始まりました。ジョンソンはこの公演について米Guitar Worldの新しいインタビューの中で振り返っています。

ジョンソンはソロ活動を始める前にはマリアニ(Mariani)というバンドで活動していました。この出来事は1970年頃の話です。

「僕はマリアニというバンドにいたんだけど、ディープ・パープルのオープニングを務めていたところ、リッチー・ブラックモアが食中毒で一晩入院してしまったんだ。

でもディープ・パープルはこのライヴをやらなければならなかった。で、クリストファー・クロスは本当に腕の立つギタリストで、ディープ・パープルの曲を全部知っていた。だから、彼らはこのライヴのために彼を雇ったんだよ。

そのライヴで彼と初めて会ったんだけど、その当時のクリスはもっとロックな感じだった。ギブソンのフライングVを弾いていて、髪も長かったしね(笑)。彼は本当にロックしていて、後に彼がやったこととは全く違っていたんだ。僕たちは友達になって、そのライヴの後もずっと友達でい続けたんだよ」

その数年後の1979年、クロスは大成功を収めたデビューアルバム『Christopher Cross』の「Minstrel Gigolo」という曲のために、ジョンソンをゲストとして招きました。

「彼はラリー・カールトンやジェイ・グレイドンなど、3、4人のギタリストを起用していた。彼の最初のアルバムには何人かのギタリストが参加していて、僕にもその一曲で一緒に弾いてくれないかと頼んできたんだよ」