フー・ファイターズの新ドラマーはアイラン・ルービン、ジョシュ・フリーズはナイン・インチ・ネイルズに復帰

フー・ファイターズ（Foo Fighters）の新ドラマーは、2009年からナイン・インチ・ネイルズ（Nine Inch Nails）のツアーメンバーとして活動してきたアイラン・ルービン（Ilan Rubin）。Varietyやハリウッド・リポーターの取材に応じた関係者は、ルービンがナイン・インチ・ネイルズを離れてフー・ファイターズに参加することを認めています。ただし、ルービンの役割が永久的なものか、ツアー限定のものかは不明です。

フー・ファイターズは5月にドラマーのジョシュ・フリーズ（Josh Freese）を解雇したことを発表。奇妙な展開として、フリーズがナイン・インチ・ネイルズの次回ツアー『Peel It Back』のツアードラマーとしてバンドに復帰します。ナイン・インチ・ネイルズはフリーズの復帰をSNSで祝い、フリーズの写真と共に「Let’s Fucking Go」と投稿しています。

ルービンは2009年からナイン・インチ・ネイルズで演奏し、2020年にはナイン・インチ・ネイルズのメンバーとしてロックの殿堂入りを果たしています。彼は殿堂入りした最年少のアーティストでもあります。ナイン・インチ・ネイルズのほか、これまでエンジェルズ・アンド・エアウェーブズやパラモア、ダニー・エルフマンのバンドなどでもドラムを演奏しています。また、The New Regimeという名義でソロアルバムをリリースしています。

フリーズは2022年にテイラー・ホーキンスが亡くなった後、2023年にフー・ファイターズに加入しました。フリーズは2005年から2008年までナイン・インチ・ネイルズのドラマーを務め、アルバム『Year Zero』と『The Slip』に参加しました。また、ディーヴォとヴァンダルズのレギュラー・ドラマーでもあり、ア・パーフェクト・サークル、オフスプリングのツアーにも参加したことがあります。

ハリウッド・リポーターによると、ルービンは当初、ナイン・インチ・ネイルズの次回ツアー『Peel It Back』に参加する予定でしたが、トレント・レズナーに別のバンドでの仕事を受け入れたと伝えたとのことです。

Let’s fucking GO pic.twitter.com/8WDVJ0iPEi

— nine inch nails (@nineinchnails) July 30, 2025