
Ozzy Osbourne and Robert Trujillo - amie McCarthy/WireImage, Getty Images
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のバンドでも活躍した、
メタリカ(Metallica)の
ロバート・トゥルヒーヨ(ロバート・トゥルージロ/Robert Trujillo)。SNSで、バーミンガムで開催されるオジーの葬儀に出席することをファンに伝え、また、オジーが自身の人生に与えた影響について、その思いを綴った追悼文を発表しています。
「悲しいことに、今日はオジーの葬儀のためにロンドンに戻る。僕が言いたいのは…
オジーは、クリエイティブなコラボレーションや、真に永続的な友情など、多くの新しい人間関係の架け橋だった。
ジョー・ホームズは(娘の)Lullahの名付け親で、マイク・ボーディンは(息子の)タイの名付け親。どちらのつながりもオジーとの友情から直接生まれたものだった。オジーのおかげで、インフェクシャス・グルーヴスは91年に新しいバンドとしてツアーをすることができた。当時はまだバンドと呼べるものではなく、ただ録音した楽しい曲がいくつかあっただけで、ツアーに出る準備はできていなかったけど、彼が背中を押してくれておかげで実現させることができた。
彼は“Therapy”という曲が大好きで、ゲスト出演もしてくれた。それが90年代のインフェクシャスのすべての始まりだった。彼は実際、『Theater of Madness』ツアーで僕たちにオープニングアクトをやるよう依頼してきた。彼は”ロブ、お前は俺の親友だ。ベースが大好きで、ファンキーでヘヴィなほど最高だ!”と言ってくれた。
彼は僕たちの入り口だった。
オジーは謙虚な人で、時折正直すぎて痛みを伴うほどだったけど、そのユーモアのセンスがすべてを本当に素晴らしいものにしてくれた。オジーとザックと一緒にツアーをするのは、いつもワイルドな冒険だった。あの二人が一緒にいると…まるでクレイジーで最高のジェットコースターのようだった。
僕たちは皆、彼の心と魂に心から感謝している。
オジーとブラック・サバスは、昔も今も僕たちの人生のサウンドトラックだ。彼らが与えてくれたインスピレーションは言葉では表現しきれないほどで、僕の考えでは、彼らは最初の真のオルタナティブ・ロック・バンドだった。
今こそ敬意を表し、愛を分かち合い、シャロンと家族を支える時だ。胸が張り裂けそうだけれど、オジーは最期の日々に全てを捧げてくれたことを僕たちは知っている。
ラーズ、ジェイムズ、カーク、そして僕(=メタリカ)は、バーミンガムでの特別な日を彼と共に祝うことができ、僕たちの音楽とサバスの音楽を共有できたことを、とても光栄に思っている。あの時間を共にできたことは僕たちにとって大きな意味があることだった。
オジー、安らかに眠れ、兄弟。
大好きだよ、オジー」