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AC/DCのフィル・ラッドがステージ復帰 オーケストラ共演公演にてAC/DC楽曲を演奏

2025/07/28 11:58掲載
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Phil Rudd  (c)Imago
Phil Rudd (c)Imago
AC/DCのドラマー、フィル・ラッド(Phil Rudd/71歳)は、現在もAC/DCの正式メンバーですが、現ツアーをはじめ、近年はAC/DCのライヴには参加していません。そんなラッドがステージに戻ってきました。

ラッドは7月26日(土)にニュージーランドのオークランドにある1万3,000人収容のスパーク・アリーナで開催された「フル・メタル・オーケストラ・コンサート」に特別ゲストとして出演しました。

満員となった当日は、29人編成のオークランド・フィルハーモニー管弦楽団が、ニュージーランドのロック/メタル・シーンの著名なミュージシャンと共にロックの名曲を演奏しました。

ラッドはAC/DCの「Thunderstruck」と「Back In Black」の演奏に参加し、自身のソロ曲「Head Job」も披露。その後、他の出演者と共に公演の最後を飾る「It『s a Long Way To The Top (If You Wanna Rock 』N' Roll)」を、伝統的なバグパイプと共に演奏しました。当日のファン撮影の映像あり。






ラッドは2015年に不祥事の影響でAC/DCを解雇されましたが、2020年に復帰。同年のアルバム『Power Up』に参加していますが、以降のAC/DCのライヴには参加しておらず、2010年6月以降、ロックの伝説たちとライヴ・パフォーマンスを行っていません。2023年10月以降、マット・ローグがすべてのAC/DCのライヴでドラムを担当しています。

過去15年間でラッドがライヴ出演したのは、2017年と2018年のヨーロッパでのソロツアー、そして2023年11月にニュージーランドで地元のパーティーバンドと共に「T.N.T.」を演奏するぐらいでした。